盤上でカードやチップなどを使って遊ぶ「ボードゲーム」の人気が高まる中、兵庫県明石市のJR西明石駅前に実際にプレーが楽しめる専門店がオープンした。近年は老若男女に浸透し、新型コロナウイルスの影響で自宅で楽しむ人も増えているという。頭を使って勝敗を競うのはもちろん、子どもや大人を問わず、世代を超えた交流の場としても注目されている。(川崎恵莉子) 「ボードゲームサロンTKO」(同市小久保)。店主の中尾孝雄さん(43)が脱サラして5月末に開業した。相手の心理を読む対戦型や初心者向けのカードゲームなど、種類や難易度もさまざまな200種類以上のゲームが並ぶ。 中尾さんによると、ボードゲームは国内外で約2万種類に上る。「子どもから高齢者まで楽しめる上、思考力を育み、認知症の防止にもつながる」とその魅力を語る。 さらに新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出を控える動きが広がったこともボードゲーム人気