ワイヤレスでマウスの脳を操作、光遺伝学にブレークスルー2016.12.06 19:046,374 福田ミホ 心や行動の仕組みの研究が一気にはかどりそう。 ニューロンに光をあてることで脳を直接操る、光遺伝学という分野が今急速に進んでいます。脳のねらった部分を刺激できることで、たとえばうつの改善に役立ったり、記憶を消したり、回復させたりといったいろんな研究に利用されているんです。2010年には、画期的な研究手法を表彰するNature Methodsの「メソッド・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。 その光遺伝学の進歩を強力に後押ししそうな研究について、スタンフォード大学のAda Poon准教授がIEEE Spectrumで解説しています。Poon氏によれば、現在の光遺伝学の大きなネックになっているのは、マウスの動きを邪魔せずに脳に光をあてる方法がなかったことです。 現在よくみられる方法は、マウス
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