京都をじっくり観光する方法のひとつとして、庭園を中心に観光してみるのも楽しいものです。京都には平安時代以来の各時代に作られた数多くの有名な庭園があります。このページが、京都の庭園を鑑賞するうえでの参考資料のひとつとなれば幸いです。 洛中エリア 散策コース 史跡名勝 様式 作庭者
松本人志に『実名顔出し性被害告発』元タレント女性、誹謗中傷コメント相次ぐ 「文春からいくら貰ったん?」「20年も前の話出して売名」
先月の東京国際ブックフェアと国際電子出版EXPOは、あらためて本とは何かを考える機会になった。 ■変化するブックフェア 東京国際ブックフェアは、もともと書店のバイヤーが来場して、出展している出版社と商談する場であった。時代とともにその様相も変化していき、他にも個人クリエイターが小さなブースで並ぶ「クリエイターEXPO東京」や「コンテンツ制作・配信ソリューション展」、「プロダクションEXPO東京」、「ライセンシングジャパン」が併催された。出展規模は合わせて1360社になるという。 海外からの出版社も出展しており、今年は大韓出版文化協会が「本で結ぶ日韓のこころと未来」をスローガンに、両国の長年の文化交流と韓国出版文化を紹介する多様な特別展を準備した。韓国の世界記録遺産を紹介する展示や日本との出版交流、韓国の本の展示もあった。 印刷業界がかかわるのは、ブックフェアではなく併催の国際電子出版EXP
キャラクターアパレル&グッズのコスパは、ザクのようになれる「ザクスパイクアーマーバッグ」を12月上旬に発売する。価格は5775円。 スパイクアーマーのデザイン 装着! ザクのトレードマークともいえる肩の「スパイクアーマー」に見立てたバッグ。肩に装着すると、ザクのようになれる斬新なデザインだ。メインのファスナーポケットが2つ用意されるなど収納面も充実。バッグとしての機能も十分に備わった個性的なアイテムとなっている。 (c)創通・サンライズ advertisement 関連記事 着ればシャア専用ザクになれる モノアイ仕様の赤いブルゾン 3倍速くなるかどうかは分かりません。 「俺がガンダムだ」じゃなくて「俺がザクだ」:ザクになれるブルゾン登場 フードをかぶればモノアイに 寒冷地仕様ザク……? 着ればザクになれるミリタリー風ブルゾンが12月に発売される。 ガンダム、香港に立つ なおサイコガンダムは
得体の知れない雰囲気。素粒子実験装置「スーパーカミオカンデ」みたいな語感が漂っている。 東大駒場博物館の特別展「計算折紙のかたち展」を見に行った。コンピューテーショナルオリガミは、この「計算折紙」のことらしい。計算折紙って日本語で言われても、まだ意味が分からない。 折り紙というと、ツルや紙飛行機だ。 それの何が計算なのか。 結論から言うと、「諸理論を駆使して超折ったりすると、すごいことになり、折りを極めていけばいくほど、建築や医療や宇宙工学など、さまざまなことに応用可能であり、オリガミは学問として非常にクール」という感じだった。 「超折る」というのは僕の勝手な解釈だが、要するに、金属をレーザーで何百ヶ所も山折り谷折りしたり、形状記憶合金を使ったり、非常に強度のある折りたたみ式ドームを作ったり、みたいな感じだ。いくつか説明してみよう。 使ったことがある人も多いと思うけど、「ミウラ折り」という
聖人は奇跡を起こすものだが、その数で弘法大師の右に出るものはないだろう。 「弘法筆を選ばず」などの諺でも知られる彼は、杖をついて水を湧かすなど、一説によると全国で5000件もの奇跡を起こしているらしいのだ。 1日1件としても13年かかる計算である。いくらなんでも忙し過ぎじゃないだろうか。
甲子園で行われた阪神・巨人戦。試合の盛り上がりはもちろんだが、それ以上に球場でビールやチューハイを販売する「売り子」たちの笑顔に魅せられた。 売り子たちは、販売する時にお辞儀をして片手を挙げ、よく通る声で「ビールいかがですか」と声を張り上げているが、満面の笑みでとてもさわやか。 野球そっちのけで観察していると、彼女たちの腕につけられた腕章には何やら「1位」「2位」と、成績のようなものが付けられている。売り子はほとんどが女子大学生というが、会社で営業成績が社内に張り出されることはあっても、腕に成績が張り出されるってプレッシャーにはならないのだろうか? 阪神甲子園球場の担当牛尾さんによると、甲子園では1ゲームで平均200名が売り子として働く。給料は出勤したことに対する固定給+杯数ごとの歩合が基本だという。メーカーによるが各社ビールサーバー内の樽には約20杯分の生ビールが入り、売り子たちは試合中
【リアルサウンドより】 今年もフジロックの夢のような3日間が終わり、帰宅した自分が最初に何をやったかと言えば、不在の間の『あまちゃん』の録画を見ることだった。あのオープニング・テーマを聞き、天野春子と鈴鹿ひろ美の壮絶な丁々発止に悶絶しながら、自分が「日常」に戻ってきたことを実感したのである。そりゃそうだ。毎日毎朝、あのドラマを見ることで一日が始まるんだから。 そんな個人的感慨はともかく、もはや社会現象とも言える『あまちゃん』。その魅力はさまざまに語られるが、ぼくにとってはまず大友良英の作る音楽である。オープニング・テーマに象徴される、自由奔放に、不揃いに、あちこち飛び跳ね、乱反射して、いつまでも遊ぶことをやめない子どものような躍動感に満ちた音楽の数々、生きることの活力とエモーションをまっすぐに伝えてくる。それはあらかじめ定まったサイズのTV画面に押し込められているのではなく、そこから飛び出
それでも、愛してる [DVD] 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2012/11/09メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る ジョディ・フォスター監督・助演、メル・ギブソン主演の『それでも、愛してる』(原題「The BEAVER」…なんだこの邦題)を観た。 粉川哲夫と三田格の対談集『無縁のメディア』で触れられていて観てみたいと思っていたのだった。 ジョディ・フォスターの監督作品は、本作含めて3本あるようで、最初の監督作『リトルマンテイト』は劇場公開時になぜか池袋で観た記憶がある。天才少年とその母という筋で、天才子役でキャリアをはじめたジョディ・フォスターが描くべき映画、という感じがした。 ジョディ・フォスターの撮る映画は、なかなか一言でいえないが、ユーモラスな面もありながら必ずシリアスなテーマを真正面から取り
44)「こちら葛飾区 亀有公園前派出所」(MOVIX亀有) ☆☆★★1977年 日本 東映東京 カラー シネスコ 80分 監督/山口和彦 脚本/鴨井達比古 出演/せんだみつお 浜田光夫 荒井注 松本ちえこ 由紀さおり 夏木マリ 8年程前にも梅田花月シアターの今は亡き夜だけ映画館、シネマワイズで実写映画特集の際に上映されたのだが、見逃してしまい、以降観る機会を待っていた。ようやく実現したのは、亀有の駅前近くにMOVIX亀有がオープンしたのでその記念にご当地映画として上映されることからで、料金は500円なので、いかに電車の乗り換えが面倒でもオープンしたばかりのシネコンの良い環境で実写版こち亀が上映されるなら駆けつける必要がある。 せんだみつおの実写版こち亀の存在を知ったのはいつからだったか。原作の単行本の初期の頃にそういった記述があったので知ったのではないかと思う。ビデオ化、DV
青写真を確認した堀越二郎が自分の机に戻り、着席後身をかがめて床のカバンから計算尺を取り出し、椅子を前に引いて作業を始める一連の動作の1カット。 飛行シーンよりもモブシーンよりも、その作画と動画に戦慄した。 スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督の「風立ちぬ」は、ずばぬけた航空技術者であった堀越二郎を、ずばぬけたアニメ職人が描写するという職人映画だ。 もはや宮崎アニメと村上春樹作品は、新作がリリースされれば、人は皆なにがしかの感想なり批評なりを述べなければいけないような雰囲気になっている。誰からいわれたわけでもないのに、おのれの見解と立場を表明しなければいけないような圧力が、少なくとも私のTLには充ち満ちる。かくして多くの人は、他人の顔色をうかがいながら恐る恐るつぶやく。 求められてもいないのに。 いや、批評家や評論家の人はいいのですよ。それが仕事だから。 こう見えても私は本業でマンガ家をやってい
以前取材させていただいた『磐城壽』『一生幸福』の鈴木酒造店さんが、雪をつかった天然冷蔵庫「雪室(ゆきむろ)」でお酒を貯蔵しているというので、見学させていただきました。 雪室とは? 昔の冷蔵庫って、知っていますか? 木製で一番上の棚に氷を入れ、その冷気で庫内を冷やすもの。古代からあったという氷室の家庭版でしょうか。今でもアンティークショップなどに置かれていたりします。 雪室も原理はそれと同じです。氷屋さんが氷を切り出す手間もいらず、雪国であれば、身近にある雪を冬の間に集めておけばいいという手軽さ。厄介者の雪を有効利用できて、ランニングコストはほぼゼロという、エコなエネルギーです。 労力と機材を必要とするのは、雪を庫内に取り込む作業。建物の大きさにもよりますが、一冬で数トンという雪を運び込みます。雪国でしたら、いやというほど周りに雪はあります。ロータリー除雪車などで入れる場合は、レンタル料な
幸福の文法 幸福論の系譜、わからないものの思想史 (河出ブックス) 著者:合田 正人 出版社:河出書房新社 ジャンル:哲学・思想・宗教・心理 幸福の文法―幸福論の系譜、わからないものの思想史 [著]合田正人 「幸福だった」というふうに、幸福は失ってはじめてわかる。あるとき幸福を感じても幸福感というものは長続きせずに凡庸な日常へとすぐに均(なら)されてしまう。幸福への問いは難儀なものだ。 幸福というテーマは、西洋の歴史において、19世紀までずっと哲学思想の核心にあった。ところが20世紀も四半世紀過ぎたころから、不幸論はわずかながらあっても、幸福へのパスポートのようなマニュアル本はあっても、幸福の思想は消えてしまう。世界大戦、アウシュビッツ、スターリン体制下での粛清、ヒロシマ・ナガサキなどの“殲滅(せんめつ)”がくり返され、人間性というものが再起不能なまでのダメージを受けたということがあるのだ
■1万人の名簿から明治を探る 数年前、群馬の旅館で食事していたときのこと。古い書物に関心があると知った宿のおかみが「こんなものがあるんですが」と薄い冊子をみせてくれた。「少し見ただけでも著名人の名前をみつけ、瞬間的に、面白い、と思ったんです」 国史大辞典予約者芳名録。国史大辞典は1908(明治41)年に吉川弘文館から出た日本史の辞典。芳名録はそれを予約した1万人近くの名簿だ。なぜそんなものが作られたのか、一体どんな人たちが予約したのか……。サラリーマンの佐滝さんは、休日を利用して調べ始める。そのてんまつを本にした。 名簿をたよりに、資料や地域の図書館や歴史資料館などにあたり、人物を特定していく。与謝野晶子、高村光雲、折口信夫ら著名人のほか言論人、商人、旧大名家、琉球国王の子孫、建築家、動物学者らが浮かび上がる。迷宮入りになることも多々あった。「ぼくは研究者じゃないので、見逃したり、つまずい
明治以降,日本のキリスト教信徒数は人口の一%前後にとどまるが,その中で内村鑑三に始まる無教会派は独自の存在感をもつ.教会・組織・制度をもたず,雑誌・書籍等の「紙上の教会」を媒介としながら,それが天皇制,マルクス主義,戦後啓蒙,社会科学の導入といった日本近代の重要課題との関係で果たした役割を明らかにした労作. ■著者からのメッセージ 信仰の内面性,信仰の社会性 宗教とは,信仰となにか.たとえば,「純粋さ」や「深さ」といった言葉が「信仰」を形容するのにふさわしいと考えられるとき,そこには「信仰の内面性」を中核とする宗教理解が存在しています. 戦後日本には,こうした宗教理解が広く見られます.それゆえにプロテスタンティズム,なかでも内村鑑三に始まる無教会が注目されてきました.無教会は,教会・組織・制度をもたない「純粋な信仰」だと考えられたわけです. それに対して,本書では,雑誌や書物を媒介とする「
アメリカの出版業界情報誌Publishers Weeklyが世界の出版社ランキングを発表した。これは2012年の売上に基づくランキングでトップ30は以下の通り。 ① ピアソン(イギリス) ② リード・エルゼビア(イギリス・オランダ・アメリカ) ③ トムソン・ロイター(アメリカ) ④ ヴォルタース・クルーワー(オランダ) ⑤ ランダムハウス(ドイツ) ⑥ アシェット・リーブル(フランス) ⑦ グルーポ・プラネタ(スペイン) ⑧ マグロウヒル・エデュケーション(アメリカ) ⑨ ホルツブリンク(ドイツ) ⑩ スカラスティック(アメリカ) ⑪ センゲージ(アメリカ) ⑫ ワイリー(アメリカ) ⑬ ディアゴスティーニ(イタリア) ⑭ 集英社(日本) ⑮ 講談社(日本) ⑯ シュプリンガー・サイエンス・アン
出版状況クロニクル63(2013年7月1日〜7月31日) 旧知の読者から連絡が入り、様々な情報を伝えてくれたのだが、それには本クロニクルを続け、最後まで見届けてほしいとの依頼も含まれていた。 彼は大手取次経験者なので、取次関係に限定して要約してみる。取次によっては実質的に債務超過に陥っているところがすでにあるのではないか、取次を必要としない電子書籍問題、雑誌の異常な返品率の改善は難しいし、ガソリン高による運賃値上げも迫っているし、消費税アップはただでさえ疲弊している出版業界を直撃する、それらのことなどを考えれば、流通システム自体が危機にさらされていることは明白で、もはやその一部の破綻は覚悟しておくべき状況に入っているのではないかというものだった。 だからそこに、本クロニクルを続けてほしい理由があるというわけだ。 これが本クロニクルの読者の意見を代表するものとは考えていないが、そうした声に応
「日本国語大辞典」、通称「日国(にっこく)」という辞書がある。 この辞書は全14巻、その規模・充実度は他の追随を許さない。 といっても、全14巻・220,500円だけの空間と金銭を用意するのは簡単ではない(特に前者)。 せめて 1巻だけでもと購入した人もいて、記事を読むとその陶酔具合が伝わってくるが、ぼくにはなかなかそれすらもできず、ジャパンナレッジに年会費 15,750円(ちょうど日国 1巻分だ)を納めてネットで使っている*1。 ただ、その人のこの言葉はいただけない。 この大著の中に載録されていない日本語は、すなわち日本語ではないということなのだよ、君。 http://d.hatena.ne.jp/the-world-is-yours/20110530/p2 いや、どんなに優れた辞書であっても、それは言葉を映す「鏡」にすぎない。 鏡と実態に違いがあったら、間違っているのは常に鏡で、実態の
(2013年7月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) リクホ・シヌラトさんはインドネシアの高校で日本語を学んだ。「ドラゴンボール」「ONE PIECE」といったベストセラー漫画のファンだったからだが、大学進学後も勉強を続けたのは、もっと平凡な理由からだった。 「大学ではフランス語をやりたかったんです。ところが両親から、インドネシアには日本の企業の方がはるかに多く進出していると言われ、それで日本語に変えたんです」。そう語る23歳のシヌラトさんは現在、日本のニッケルメーカー、大平洋金属のジャカルタ事務所で働いている。 日本語を学ぶ高校生の数は世界一 日本の若者文化の人気、そして日本企業による投資の回復を背景に、インドネシアでは日本語を学ぶ若者の数が記録的な水準に増えている。 政府系の文化振興団体、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)によれば、日本語を勉強する高校生の数でインドネシアの
同じような時期に、同じようなレベルの偉業を達成したケースであっても、時の流れはいずれかの人物に軍配を上げる。「微積分」の神は、ライプニッツではなくニュートンを祝福し、「電話」の女神はイライシャ・グレイではなくグラハム・ベルに微笑みかけた。 近代の幕開けとなった大航海時代にも、幾人かの英雄たちが存在する。その中で誰しも真っ先に頭に思い浮かべるのは、コロンブスの名前であることだろう。1492年にアメリカ大陸を発見したコロンブスによる功績の大きさは、教科書の記述を見るだけで明らかだ。 だが、それから遅れること数年、1498年にポルトガルの航海者としてインドに到達したヴァスコ・ダ・ガマこそが、その後の世界を一変させた人物であり、後世に与えた影響の大きさは計り知れないのだと著者は主張する。 本書は、そのヴァスコ・ダ・ガマの航海を、4世紀にわたってキリストの名のもとに剣を振り回した十字軍の直接の後継と
TPPの議論の範囲内に、著作権の延長問題が含まれているということで、諸方で議論が起こっているようです。たまたまFacebookでマイケル・ボーダッシュさんに面白い記事を教えてもらったので、以下、骨子を訳出しておきます。 主に米国の出版状況をもとにした分析のようですから、そのまま日本に当てはめられない部分もあるでしょうし、分野によっても結果が異なりそうですが、重要な論点となる、興味深いデータおよび分析です。 われわれの集団的記憶の穴――著作権がいかに20世紀半ばの本を消失させているか The Hole in Our Collective Memory: How Copyright Made Mid-Century Books Vanish Rebecca J. Rosen The Atlantic Jul 30 2013 ソース:http://www.theatlantic.com/tech
保護者と先生の団体であるPTA(Parent-Teacher Association)。勝手に入会? 勝手に役員に? 10年近くPTAに関わる作家の川端氏と、憲法学者の木村氏がその問題点について語り合う、「父親たちの語るPTA」前編。(構成/山本菜々子) 木村 川端さんの「PTA再活用論」はこの分野の代表的な本です。お子さんがきっかけでPTAに関わられたとのことですが、いまおいくつなんでしょうか。 川端 中学一年生と高校一年生ですので、上の子どもが小学校に入学してから、かれこれ10年近くPTAと関わっていますね。木村さんの朝日新聞の記事を拝見しましたが、法学の立場からPTAについて書く人がやっとあらわれたと、心の中で大きな拍手を送りました。木村さんも子どもがきっかけで、PTAについて考えるようになったのですか。 木村 私の子どもは今、保育園に通っています。実は、PTAに興味をもったきっかけ
校庭にはたくさんの子どもたちがいて、なわとびやボール遊び、ブランコをしている。 でも、主人公の「ぼく」はひとりぼっち。 みんなのいる世界と「ぼく」がいる世界は、同じ場所に見えて、むこうからは見えていない……。 みんなとは少し違う「ぼくの世界」を持つ自閉症の男の子を主人公にした絵本『ぼくはここにいる』(小峰書店)が刊行された。 これは、ベストセラー絵本『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)のピーター・レイノルズが、自閉症の子を持つ母親との出会いを通じて描いたもの。ドラマなどで「自閉症」が描かれることはときどきあるが、そうした表現はしばしば、表面的な部分だけをデフォルメしていたり、歪めていたりすることが指摘される。だが、可愛い絵とごく短い言葉で描かれる本書の世界には、大きなドラマはなく、寂しさ・悲しさなどの「湿気」もない。にもかかわらず、ときにドキッとするほどリアルな「心のつながり」があるのだ。
長らく、日本の農業や地方経済を支えてきた全国農業協同組合中央会。 農協グループ(JA)は種子や肥料、農薬やトラクターなどの農業資材を農家に売り、農家から集荷した作物の販売も請け負う。さらに、大手資本や金融機関が進出しない地域で、農家を相手に資金を貸し出す――。農協が果たしてきた役割は非常に幅広い。だからこそ、農家は農協に任せておけば安心という持ちつ持たれつの関係が構築された。 農協に代わってサービスを始めようにも、金融から販売、流通などすべての機能を代行することは難しい。参入してもビジネスとして成功せずに撤退する企業も少なくなかった。 だが、農協の独占による弊害も出ている。「すべてやってくれるのはありがたいが、いかんせん手数料が高すぎる」。こう漏らすのは岩手県で大規模な生産法人を経営する男性だ。 この男性いわく、今年の大豆の販売価格は1俵当たり7000円だった。ところが、農協を通すと450
今回はPandAが運営するアートスクールで水彩・油彩教室の講師をしていただいている画家、城ヶ崎悟氏のギャラリートークです。先生は肝属郡高山町のご出身でいらっしゃいますが、長い画歴において故郷である大隅半島での個展は今回が初めてでした。個展のタイトルを「故郷」としたことについて『これまで「自分を育んできた懐かしい故郷」と、これからたどりつきたい場所、わたしにとっては「新たな故郷」でもあり、「遠い昔から憧れてきた故郷」を深く考えるようになっています。それは描くことと同じだからです』 と述べられています。近年の作品に加えて、若い頃の作品も展示した今回の個展は特別な想いを持って開催されました。個展の最終日にギャラリーを会場として行われたPandA アートミーティングの様子をご紹介します。 日時:2008年5月18日(日) 午後1時~3時 場所:陶芸の里あすかギャラリー (鹿児島県鹿屋市花岡町455
人、繪に出會ふ 城ヶ崎 悟 氏 「ひとつひとつのものは、その在るべき場所に置かれて、はじめて輝きを増します。私の描くささやかな日常の中にも眞の強さと輝きが表現できたらと願つてゐます。」と昨年の個展でコメントを寄せてゐた。氏が身近なもの、「ささやかなもの」から出發して繪を描いてゐることが良く分かる。新宿京王百貨店6階ギャラリーにて平成十六年七月二十九日(木)より八月四日(水)迄行はれた。 氏の幻の繪「森の中」をもう一度この眼で直に觀る機會がないものか。氏の「畫風」の變遷を辿る事はほんの少し私自身の記憶を蘇らせることでもある。(平成十六年十月三日) 平成14年12月27日 11月から12月にかけて大阪セルヴィスギャラリーとホワイトギャラリー(鹿児島)の個展を無事終へ、やつと一息ついてをります。 城ヶ崎は注文を受けた作品の制作で引き続き奮闘してをりまして、今回も本人のメッセージを寄せることができ
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