能や歌舞伎を観に行ったことはありますか?存在を知っている程度だよ…という方も多いかもしれません。そんなあなたに読んでほしい、今回の記事は、伝統芸能鑑賞のすすめです。伝統芸能は難しいというイメージを持つ方は多いと思いますが、ほんの少し知識を得ることで、ぐんと魅力的に見えてきます。能と歌舞伎の違いとともに、日本人が古くから受け継いできた霊魂への信仰というところにスポットを当ててその世界観を見てみましょう。能や歌舞伎で秋の一日をしっとりと過ごしてみませんか? 能 ― 現存する世界最古の舞台芸術 能の歴史は600年以上。日本最古の歌舞劇であり、なんと世界最古の現存する舞台芸術でもあります。神様へ捧げる踊りと音楽が芸術として高められたものであり、武士のたしなみでした。演じるのは最小で2人、多くても10数人ととても小規模な編成です。背景の装飾などは一切なく、具体的な表現はそぎ落とされ、鑑賞者が自由に想
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