今年3月に亡くなった作曲家・坂本龍一さんは、たびたび京都を訪れ、京都とゆかりの深いアーティストらと作品を作り出していました。その活動をふりかえる追悼シンポジウム「坂本龍一の京都」が6月18日、京都芸術大学の京都芸術劇場 春秋座で開かれ、学者やアーティストらが登壇。坂本さんとの思い出を語りました。 世界を舞台に活躍した坂本さん、京都とどのような関わりをもっていたのだろうと思い、足を運んでみました。 万能のヘルパーシンポジウムは、浅田彰さん(批評家/ICA京都所長/京都芸術大学大学院教授)による坂本さんの活動についてのレクチャーから。YMOが “散開”した翌年に坂本さんと出会い、40年来の親交があった浅田さんは「クラシック音楽の土台と、古典的な教養のある人。勉強が好きな人だった」とふりかえり、映像もまじえてその音楽活動を紹介してくれました。 「坂本さんは『自分の音楽を聴け』というタイプではなく
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