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ブックマーク / spac.or.jp (2)

  • ふじのくに⇄せかい演劇祭2024 『かもめ』公演レポート | ブログ

    「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」5月3日(金・祝)~6日(月・祝)、静岡芸術劇場にて上演された、ベルリン・シャウビューネ『かもめ』の公演レポートをお届けします! 今回の公演、いつもと違うことといえば・・・舞台上に仮設客席を設置しての上演となったことでした。この客席は、SPACの創作・技術部のスタッフたちが一丸となって設営しました。 ▽ ▼ 劇中に登場する、椅子などの小道具も、ベルリンで上演されるときのものとなるべく似ているものを探して準備し、シャウビューネのみなさんの到着を待っていました。 ▲ベルリンでの舞台写真 ▲用意した椅子 今回日に来日したシャウビューネメンバーは総勢20人超え! 俳優・スタッフそれぞれ分かれて日に到着しました。 初来日の方も多く、緑茶が加糖ではないことや、電車がいつもオンタイムなことにとても驚いていました。 (ドイツで最も有名な演出家のひとりトーマス・オスタ

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  • SPAC ふじのくに⇄せかい演劇祭2022■最優秀賞■【ギルガメシュ叙事詩 】泊昌史さん | 劇評講座

    SPACの『ギルガメシュ叙事詩』は原テキスト群やそれを再編した『ラピス・ラズリ版』(以下和訳)とは異なる内容を上演することで、創造的な口承文芸のネットワークに参入した。その結果、千載不伝だった文明の起源譚に新たな相貌が浮かんだ。 5名の懇ろな前説がシームレスに語り始めたときから、この上演全体を通してこだまする独自の「多音性」が顕れた。それぞれの語りは単語から音素へと分解され、つぎつぎと別々のリズムで輻輳し、セリフと音は自律的に混淆した。わたしたちの鼓動が先か、複数の打楽器の乱打が先か、多様な音は寛闊に一体となって城郭中に放散する。立て板が外されると、語りは男性を加えた別の5名に委嘱された。一同は画一的で身体の力を弱める「文字禍」に対して、身体性を喚起させる多音性で対抗した。それは神話を語り継ぐ、可塑的なプロセスに身を投じた態度を鮮明にする。ここで、原テキスト群や和訳の内容と比べて、上演の創

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