【3月5日 AFP】月面のクレーターがまた一つ増えたようだ。 科学者の軌道計算によると、長年にわたって宇宙を漂っていた使用済みロケットが4日、月に衝突した。ただし、直接観測できておらず、画像確認にも時間がかかる可能性がある。 この衝突を最初に予測した天文学者のビル・グレイ(Bill Gray)氏は、月の裏側で米東部時間4日午前7時25分(日本時間午後9時25分)に衝突したはずだとAFPに語った。 約4トンのロケットは時速9300キロで月に衝突し、「直径10~20メートル」のクレーターができたはずだという。 「超常現象によって消滅していない限り、けさ、月にぶつかったはずだ」とグレイ氏は主張した。 深宇宙に存在する宇宙ごみを記録して追跡する公的機関はないため、このロケットの素性は議論の的となっている。(c)AFP
粘菌の性質を利用して、迷路の最短ルートを得る例 粘菌コンピュータ(ねんきんコンピュータ、英: slime mold computer)は、真性粘菌の、餌や光など環境から受ける刺激に応じて自己組織化する性質を利用した計算機である。 たとえば、何らかの粘菌の「餌を求め、餌と餌の最短距離をつなぐ形に変形する」「光を嫌い、光を当てることで任意の形に変形できる」といったような性質は、光や餌を「入力」、形を「出力」とみなして、ある種の計算であると捉えられる。 例えば、粘菌を迷路の中に設置しその迷路の端と端に餌を置くと、粘菌は一旦は迷路全体に管を広げるが、最終的には餌と餌の最短距離をつなぐ管のみを残し、それ以外の部分は衰退させてしまう。また、餌との道筋に光の当たる部分を作ると、粘菌は光の当たる部分がなるべく少なく、かつ粘菌全体の管の長さもなるべく短いような経路を取る。最終的に形成された形は迷路問題(一種
チェルノブイリ救援・中部がウクライナで取り組んでいる菜の花の栽培地(同法人提供)被災地で震災復興のシンボルとして育てられるヒマワリについて、「放射能除染のための栽培は薦められない」とあえて訴えるNPO法人がある。福島県では国や民間が入り乱れてのヒマワリ栽培が盛んになっており、波紋を呼びそうだ。 このNPOは名古屋市に事務局を置く「チェルノブイリ救援・中部」。チェルノブイリ原発事故の被害者救済を目的に、20年以上活動を続ける老舗の団体だ。2006年からはウクライナのナロジチ地区で「菜の花」を植え、放射能除染とバイオディーゼル燃料化を試すプロジェクトに着手。その成果を踏まえて、今回の原発事故でも福島の各地で土壌浄化に協力しているが、菜の花がいつしか「ヒマワリ」と混同され始めた。 「われわれは逆に、ヒマワリ栽培に対する危惧を抱いている」 8月中旬、同法人は異例の「見解」をホームページに掲載。それ
プールで泳ぐときと海で泳ぐときとをくらべると、海の方が体がうきやすい。それは、海水には塩がとけているから。だとすれば、水にしずむものでも、食塩水ならうくことがあるのだろうか。こさを変えた食塩水に、いろいろなものを入れて、うくかしずむかを試してみよう。 用意するもの 食塩水1L大さじと小さじ(1g単位で量れるはかりがあればそれを使う)水1Lを量るためのもの(計量カップやメスシリンダーなど)とう明な入れ物(例えば2Lペットボトルの上を切ったものなど、ういているかどうかがわかり、水1Lを入れるのに十分な大きさ)4こミニトマト、ダイコン、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、コルク、木、ビー玉、スーパーボールなど、うくかどうか試すもの じゅんび 注意:よごれたり、ぬれたりしてもいい場所でやろう。 1
休憩中の脳内では練習内容が超高速再生され上達効果をうんでいた休憩中の脳内では練習内容が超高速でリピート再生されている。この超高速リピート再生こそが上達の秘訣で繰り返される数が多いほど、上達度も上がりやすい / Credit:Canva . ナゾロジー編集部なぜ上達は休憩中にのみ起こるのでしょうか? 謎を調べるために研究者たちは休憩中の被験者の脳波を調べました。 結果、休憩中の脳内では練習していた「4・1・2・3・4」の入力が、練習中の20倍という超高速で繰り返し再生されていることが判明したのです。 この際、脳内で繰り返されれた練習の再生回数は、練習初期の休憩が最も多く(25回)であり、以降の休憩に比べて2~3倍となっていました。 さらに興味深いことに、脳内の高速再生回数が多い被験者ほど、休憩後の上達度は大きく跳ね上がっていたのです。 また研究者たちは休憩中の高速再生の頻度情報だけを使い、被
コミュニケーションの生物心理学 ヒトの心はなぜ、どのようにして生まれたのでしょうか。 岡ノ谷一夫研究室では、動物の音声コミュニケーションと情動に着目し、心の起源を探究することを目指しています。小鳥やげっ歯類、ヒトを対象として、行動学・神経生理学的手法を活用した研究を行っています。詳しくは研究内容をご覧ください。また、岡ノ谷の人生についてはこちらをご覧ください。 当研究室は帝京大学先端総合研究機構に所属しており、大学院生を募集しています。 【修士課程】 データサイエンスを学びながら、ジュウシマツのさえずり、ラットの情動音声、ヒトの音楽知覚、科学コミュニケーションについての研究で学位を取得できます。 https://www.teikyo-u.ac.jp/faculties/data_science https://www.teikyo-u.ac.jp/applicants/degreeprog
第一稀元素化学工業(DKK)って、 ジルコニウムで社会に貢献してるっていうけど、 実際何をしているの? どんな会社なのか、 ジルコくんたちと一緒に覗いてみよう!
会議が不必要に長引く原因は女性がしゃべり過ぎることにあり、その理由は競争意識の高さにある──。 これは東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が示した見解だが、これまでの研究からは、森会長がどちらの点でも間違っていることが示されている。女性はおしゃべり好きだというステレオタイプとは裏腹に、実際には男性の方が競争意識が高く、発言も多い傾向にある。 問題の発言は3日、女性理事を40%以上にするという日本オリンピック委員会(JOC)の目標に関して質問を受けた際に出たもので、その場にはJOCのメンバーと記者らが同席していた。 森会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。(中略)女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困る」と発言。さらに、「女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を挙げていうと、自分も言わなきゃいけないと思うんで
頭で思い浮かべた言葉の一部を脳波の変化から解読することに、九州工業大情報工学部(福岡県飯塚市)の山崎敏正教授(58)の研究グループが成功した。グー、チョキ、パーなど選択肢を絞った条件の下、それぞれの言葉が発声時と無発声時でほぼ同じ波形を示すと突き止めた。五十音の一部でも識別に成功しており、今後全ての音の波形を分析できれば、単語や文章の解読も可能になる。 「エナジードリンク」常用でカフェイン中毒死 「眠気覚まし」思わぬ危険も 研究が進めば、障害で言葉を話せない人との意思疎通や、音が伝わらない宇宙空間や水中での通信手段への応用が期待できる。山崎教授は「動けと念じればロボットを操作できるSFのような応用も可能となる」としている。 山崎教授が着目したのは、言語をつかさどる脳内領域「ブローカ野(や)」。前頭葉にあるブローカ野は発声直前に活動を始め、脳が発する信号「運動準備電位」が生じて、脳波に変化
2014年4月21日付けの米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)のブログで、幼稚園に通うくらいの年齢時に博物館や美術館、遺跡を訪れていた子どもは、小学校3年生時の読解や数学、科学の成績が、博物館等を訪れていなかった子どもよりも高いとする調査結果が公表されています。 この調査結果は2014年4月に開催された米国教育研究協会(AERA)の年次大会で、IMLSのSenior StatisticianであるDeanne W. Swan氏が行った発表の中で示されたものです。分析によれば収入が低い家庭の子どもに限った場合でも、わずかではあるものの有意な差が認められることから、Swan氏はこの結果を博物館等における早期教育プログラムに関する興味深い発見であるとしています。 Children Who Visit Museums Have Higher Achievement in Reading,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く