紺野慎一 @dragonsblue 【お知らせ】来週の今日、7月6日(金)13:00から電子出版EXPOはトッパン・ブース内で、京極夏彦さん(小説家)唐木厚さん(講談社)と鼎談します。タイトルは『小説家、編集者視点での電子出版の展望』です。無料です。トッパン・ブースに是非お越しください! 2012-06-29 14:53:26 登場人物 京極夏彦 作家 唐木厚 講談社運営責任者新事業プロジェクト部長 講談社ノベルス担当時代に京極夏彦の持ち込み原稿を受け取ったことで有名 紺野慎一 凸版印刷社員 講談社の本によくフォントディレクターとして名前がある。京極氏とは過去に「次世代DTPワークフロー 勝利の新システム」でも組んで仕事をしている トークショー開始
達人出版会からFPGAでCPUを作ろう〜FPGAで、あなたも自分がデザインしたコンピュータを動かせる〜が出版されました。長らくβ版でしたが、6月22日にようやくβが取れ、正式版になりました。 内容 現在比較的入手しやすいFPGAボードを使って、自作CPUを動かしていきます。回路記述にVerilog-HDLやVHDLでなくNSLを使うところが特徴的です。NSLの説明は、Overtone様のWebで読むことができます。きっちりCPUを作り込むというよりは、作っていく様子がよく分かるようになっています。著者がソフトウェア寄りの人なので、時々ふっと違う発想が出てきて面白いです。本文にSICPやプログラミング言語AWKが出てくるFPGA本は、この本だけです。 CPUの創りかたと比べて CPUを作ってみよう!系の本では、CPUの創りかたが有名です。ざっくり比較するとこうなります。 FPGAでCPUを作
日本語入力を支える技術、読んだのはずいぶん前なのですが、感想を書くのが遅れてしまいました。感想を書くタイミングは逃したし、他の方が的確なレビューを書いているので、専門外の私があえて書かなくても良いかなと思っていたら、筆者から読者へのメッセージ(日本語入力を支える技術 振り返り、もしくは技術書を書きたい人へ)を見つけました。お礼の意味で感想を書きます。本当に良い本を出していただき、ありがとうございました。 本の内容 身近なプログラムである日本語入力を中心に、中で使われている技術、歴史的な話、そして将来の展望まで、丁寧に丁寧に説明してある本です。私を含め、ほとんどの人は日本語入力のプログラムを書くことは無いと思いますが、それでも十分に面白いです。プログラミングの勉強をしていて、何故アルゴリズムとデータ構造の勉強しないといけないか悩んでいる人に特にお勧めします。アルゴリズムやデータ構造が何かしら
エラー処理を書いてはいけない田中英行 tanaka.hideyuki@gmail.com 2011/12/08 @PFIセミナー 自己紹介田中英行 (@tanakh, http://tanakh.jp) PFI社でプログラマやってますJubatuspficommon検索エンジンのコアエンジンHaskell愛好家msgpack / rpc / idlpeggy (パーザジェネレータ & QQ w/ AQ)Shu-thing (シューティングゲーム) / (Monadius メンテナ)今気になるパッケージは monad-controlLearn you a Haskell 鋭意翻訳中 (春頃発売予定) エラー処理を書いてはいけない本日の概要エラー処理を抽象化しようというお話です 現在のエラー処理の抱える問題どのように解決するのか実際の例エラーは処理しなければならない エラー処理を書いてはいけな
すごいHaskellたのしく学ぼう! 作者: Miran Lipovača,田中英行,村主崇行出版社/メーカー: オーム社発売日: 2012/05/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 19人 クリック: 552回この商品を含むブログ (36件) を見る 今話題の、すごい Haskell たのしく学ぼう!を読んだのですが、ちょっと思ったことがあるので書評と合わせて書いておきます。 思ったこと 関数型言語がこれほど話題になるのはとても嬉しいことです。 しかし、一方で懸念点もあります。 ノリで「すごい」とだけ言う人たちがいる その人たちに乗せられて (自分には合わないのに) 買ってしまって、挫折してしまう人が出てきそう この本は、いい本です。 翻訳の質も素晴らしく、読んでいて「読みにくいな」と思った部分はありません。 それに加え、訳注と Appendix も素晴らしい。 しかし、誰にで
目次 2012年5月31日 - アマゾンでも『数学ガール/ガロア理論』が「在庫あり」になりました! / 2012年5月29日 - 新刊『数学ガール/ガロア理論』は最速で今日店頭に並ぶかもしれません → 並んだようです / 2012年5月27日 - ペンテコステ礼拝 / 2012年5月25日 - 編集部から『数学ガール/ガロア理論』が到着しました / 2012年5月23日 - 目標達成!(数学ガール英語版コミックス制作のクラウドファンディング) / 2012年5月18日 - 数学ガール英語版コミックス制作にあたってのクラウドファンディング(続報) / 2012年5月16日 - 『数学ガール/ガロア理論』は発売を待つばかり / 2012年5月12日 - 数学ガール英語版コミックス制作にあたってのクラウドファンディングと「限定版進呈」などについて / 2012年5月10日 - 公立はこだて未来大
「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く 達人出版会 代表取締役 高橋征義氏 最近、技術者の間で「達人出版会」という出版社が注目を集めている。ソフトウエア技術者である高橋征義氏が一人で立ち上げた、電子出版専業の出版社だ。同氏は、プログラミング言語Rubyの利用者/開発者の支援組織である「日本Rubyの会」の会長という顔も持つ。同社の立ち上げの経緯などを高橋氏に聞いた。(聞き手は大森 敏行=日経エレクトロニクス) 問 なぜ会社を作ろうと思ったのですか。 高橋氏 きっかけは、2009年秋頃に「技術者がきちんとビジネスやマネタイズのことを考えるにはどうすればいいか」という勉強会の立ち上げを準備する飲み会に参加したことです。そのときに「どんなビジネスをすればいいか」を他の技術者と話し合っていて、米国の「Pragmatic Bookshelf」や「Pe
目次 2012年4月25日 - 『数学ガール/ガロア理論』の表紙(浴衣)が到着しました! / 2012年4月24日 - 『数学ガール/ガロア理論』無料プレゼントの当選者にメールを送信しました / 2012年4月18日 - 『数学ガール/ガロア理論』無料プレゼント企画実施中! / 2012年4月8日 - 日曜日 / 2012年4月7日 - iPadのKeynoteで『数学ガール』紹介プレゼンを作る / 2012年4月6日 - コミック版『数学ガール』を題材にした卒業論文 / 2012年4月3日 - iPadで『プログラマの数学』と『新版暗号技術入門』が読めます。「数学ガール」も半額キャンペーン中です。 / 2012年4月2日 - iPhoneで使う手書きメモ SpeedText は本当に便利です / ぜひ、感想をお送りください 日記一覧 2012年4月25日 ■ 『数学ガール/ガロア理論』の
ここ数年社会の高齢化を反映してか,どのように人生の終わりを迎えるべきなのか,というテーマが以前よりは抵抗なく受け入れられるようになっている気がします。最近出たこの本も,書店での扱いやアマゾンのランキングなどを見る限り,かなり評判がいいようです。 大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書) 作者: 中村仁一出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/01/30メディア: 新書購入: 16人 クリック: 210回この商品を含むブログ (40件) を見る読んでみると「死」というテーマを嫌悪感なく読ませる語り口はなかなかのもので,売れているのも納得できます。普段「死」について考えず,いざその現実に直面したときに冷静な判断ができないという話を伺うことは職業柄自分にもよくありますから,前もって考えておきましょうという提言には同意します。ただ問題は,考えるための判断材料が妥当かどうかという点です
1939年に始まったソ連との冬戦争で活躍したフィンランド軍の狙撃手シモ・ヘイヘは、一部ネット上では有名だ。しかし、これまで日本では、ヘイへその人をテーマとした本は、これまで一冊も出ていなかった。本書は、1998年に60年間にわたって沈黙を続けてきたヘイへのインタビューを成功させた著者によるノンフィクションであり、一部マニアにとっては待望の書と言える。 ここでまず、ネット上にコピペで出回っているヘイへの逸話を見てみよう。 ・わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された ・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた1時間後に小隊が全滅した ・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた ・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた ・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら
我々の棲む世界と、地図上にない異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。 二つの世界は、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ、行き来することができる。〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王が国を治め、麒麟がそれを輔佐する。しかし、〈道〉を誤れば、その命は失われる。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国を舞台に、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官史などが、丹念に綴られている壮大な物語である。
疫学指標はたくさんあってややこしい。相対危険、寄与危険ぐらいまではおぼろげながら理解しているつもりだけど、「集団寄与危険割合(人口寄与危険割合)」とは何か、と聞かれてもすぐには出てこない。 私がアンチョコにしているのは、「基礎から学ぶ楽しい疫学 第2版」の表。数式ではなく、具体的な数字で示されているのでわかりやすいと思う。 「基礎から学ぶ楽しい疫学 第2版」より引用 相対危険(relative risk)が一番目にすることが多い指標であろう。「タバコを吸っている人は肺癌になる確率が5倍である」というやつ。タバコと肺癌に相関関係がないなら相対危険は1になるし、タバコを吸う人が肺癌になりにくい場合は相対危険は1より小さくなる。 寄与危険(attributable risk)は「曝露群と非曝露群の疾病頻度の差」をいう。私の理解では、個人がある特定の曝露を避けるかどうかを判断するには、相対危険より
2月15日(木)に開催された「Developers Summit 2018(デブサミ)」(主催:翔泳社)にて「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書大賞2018」のプレゼン大会と投票が行われ、大関真之先生の著書『機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで』がみごと技術書部門の大賞の栄冠に輝きました! プレゼン大会では大関先生自ら本書に関する熱い熱い思いを披露していただました。このプレゼンによって「読んでみたい!」「数式が苦手だけどこの本なら読める!」と惹きつけられるオーディエンスが続出!みごと大賞に選ばれることとなりました。ブラボー! 本書は、おとぎ話の白雪姫に登場するお妃様と鏡の関係をなぞらえ、その問答により「機械学習とは何か」「何ができるのか」を楽しいストーリーと可愛らしくしかも的確なイラスト、そして数式をまったく用いることなく解説している画期的な内容です。 登場する
サポートサイト著者によるサポートページが公開されています→『FPGAでCPUを作ろう』サポートページ 書誌情報 著者: 岸本誠 発行日: 2012-03-21 最終更新日: 2012-06-22 バージョン: 1.0.0 ページ数: 112ページ(A4PDF版換算) 対応フォーマット: EPUB, PDF 出版社: 達人出版会 対象読者 プロセッサの設計方法についての知識はあるが、FPGA を使ったりといった電子工作の経験はない、という方。あるいは、電子工作の経験はあるが、プロセッサの設計方法はよくわからない、という方。 著者について 岸本誠 計算機科学を専攻した後、プログラマとして働く。プログラマとしてした仕事としては、Globus Toolkit と計算アプリケーションの間で使うミドルウェアに関係した開発と調査だったが、GT 3 と 4 で採用されていた XML ウェブサービス( SO
目次 2012年1月24日 - 結城浩の最新刊『数学ガール/ガロア理論』 / 2012年1月18日 - 高校生(&中学生)たちの取り組む姿勢が素晴らしい(高校の数学の先生からの感想) / 2012年1月9日 - コミック版「数学ガール」シリーズの関係図 / 2012年1月7日 - 執筆の進捗状況 / 2012年1月6日 - コミック版『数学ガール ゲーデルの不完全性定理』コミックス第二巻表紙到着! / 2012年1月4日 - 数式が登場する論文や書籍を書く方へのお薦めテキスト:Mathematical Writing / ぜひ、感想をお送りください 日記一覧 2012年1月24日 ■ 結城浩の最新刊『数学ガール/ガロア理論』 2012年1月24日 00:00 結城浩です。 いつも結城の活動を応援してくださり、ありがとうございます。 さて、みなさんに深く感謝しつつ—— 結城浩の最新刊 『数学
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