第1回では「人と人とのつながり」を促進し、支援するネットサービスであるソーシャルメディアがなぜ、社会を動かすほどの影響力を持つようになったのか、その背景を説明しました。第2回は、ソーシャルメディアを企業はどう活用すべきかを解説しましょう。 第1回で説明した通り、「facebook」や「ミクシィ」は知人・友人など「知っている人」のつながりである「ソーシャルグラフ」を中心的背景としたサービスであり、「ツイッター」は直接は知らないけれど、ネット上でつながっている「バーチャルグラフ」を中心的背景としたサービスです。 ソーシャルグラフでは情報はそれほど素早く、大規模には伝わらない代わりに、無責任な情報が流れることも少なく、荒れにくいという特徴があります。facebookには企業がユーザーとコミュニケーションを取るためのオープンなネットワーク「facebookページ」がありますが、荒れることは少ないの