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ブックマーク / kogo.hatenablog.com (30)

  • 【原稿】向後千春:リモート時代の人材育成と研修の形 - KogoLab Research & Review

    2023年1月21日(土) 以前書いた原稿が公開されています。『産政研フォーラム』という雑誌のNo.136(2022年冬)特集「リモート時代の人材育成のあり方」の号です。下記より全文読むことができますので、もしよろしければどうぞ。 向後千春:リモート時代の人材育成と研修の形 http://www.sanseiken.or.jp/upload/pdf/136_02.pdf そのほかの記事についてはこちらから読むことができます。 http://www.sanseiken.or.jp/forum/

    【原稿】向後千春:リモート時代の人材育成と研修の形 - KogoLab Research & Review
    high190
    high190 2023/02/02
    "『産政研フォーラム』という雑誌のNo.136(2022年冬)特集「リモート時代の人材育成のあり方」の号"
  • 【ブログ】IDのツールが研修設計の中でごく当たり前に使われるといいね - KogoLab Research & Review

    2022年12月30日(金) 7&iホールディングスの企画による研修をしてきました。久しぶりに4時間の持ち時間の楽しく充実した研修でした。新横浜駅近くにある研修センターは宿泊室、レストラン、企業文化を伝える展示を持つ、すばらしい施設でした。研修参加者は、対面組、Zoom組ともにやる気まんまんで、それは研修後に質問者が列を作るというところからも感じられました。こういう企業は伸びると思いますね。こういうところから企業風土が作られるのだと思います。私は経営学者ではないですけど。 参加者の何人かの方がすでに私の『上手な教え方の教科書』を読んでくれていましたので、その土台に立ってその先に進むことを目指しました。ロケットモデルやマイクロフォーマット、レッスン/ゲームモデルなどのモデルがIDのツールとして、研修設計の中でごく当たり前に使われるといいなと思いました。そして、ここでその兆候を見ることができま

    【ブログ】IDのツールが研修設計の中でごく当たり前に使われるといいね - KogoLab Research & Review
  • 【ブログ】サバティカル半年が過ぎて2023年度の計画を立てる - KogoLab Research & Review

    2022年9月26日(月) サバティカルの半分が過ぎようとしています。日全国いろいろなところに出かけて、いろいろな人に会い、いろいろなことを考えて、リフレッシュできているなあと思います。現時点ではとうてい元の生活に戻れる気がしないです。でも、少しずつ戻していかなくてはならないので、2023年度の計画でも立ててみようかと思います。計画は次の4つにまとめられます。 授業「インストラクショナルデザイン」と「生涯学習と成人教育学」を開発する 早稲田大学エクステンションセンター中野校でアドラー心理学の講座を開く 「ID x Adler」オンライン研究会を開く 『上手な研修設計の教科書』を書く 1. 授業「インストラクショナルデザイン」と「生涯学習と成人教育学」を開発する 2023年度のインストラクショナルデザインのコースを新しいものにしようと考えています。新しいところは、基的心理欲求理論と社会情

    【ブログ】サバティカル半年が過ぎて2023年度の計画を立てる - KogoLab Research & Review
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    high190 2022/09/28
    期待"『上手な研修設計の教科書』を書く"
  • 【ブログ】医師のための教える技術@岐阜大学医学部:最近はプロジェクターを使わない - KogoLab Research & Review

    2022年9月23日(金・祝) 「医師のための教える技術」を岐阜大学医学部で開催しました。3時間の講座で、対面参加4人、Zoom参加20人のハイフレックス形式でした。参加者はほとんどが医師でした。これはけっこう珍しいパターンです。  活発な質疑応答や議論ができて、久々に頭がフル回転でした。 最近の講演では、スライドはもとより、マップさえ作っていません。ただ、何もないのは心もとないので、ちょこちょこっと書いたメモを持っていきます。これで安心です。 このメモを見ながら、ホワイトボードに書きながら話をしていきます。途中で質問が出ればそこに付け加えていきます。まず話の全体像を描き、そこに具体例を付け加えながら詳細化(精緻化)していくと、聞き手の理解が深まるような気がします。 写真は、今回のワークショップで書いたホワイトボードです。こんなふうに使うので、できるだけ大きなホワイトボードがあるといいです

    【ブログ】医師のための教える技術@岐阜大学医学部:最近はプロジェクターを使わない - KogoLab Research & Review
    high190
    high190 2022/09/24
    "まず話の全体像を描き、そこに具体例を付け加えながら詳細化(精緻化)していくと、聞き手の理解が深まるような気がします。"
  • 【ブログ】看護シミュレーション教育とメンタルモデルの生成 - KogoLab Research & Review

    2022年7月22日(金) 2022年7月9日(土)に福岡女学院看護大学を訪問しました。看護シミュレーション教育の様子を見せてもらうためです。病院内を再現した部屋にシミュレーション用の人形が何体もありました。人形とはいっても、さまざまな機能が内蔵されていて、値段は数百万から数千万円するものです。 https://ns.fukujo.ac.jp この人形を使って、さまざまなシナリオの想定の中で、自分がどのように患者を観察し、対話し、状況を判断して、とるべき行動を決めていくかということを実習します。 その実習の様子を見せてもらって、私の頭の中には「メンタルモデル」という認知心理学の古典的な用語が浮かんできました。メンタルモデルとは次のようなものです。 > 頭の中にある「ああなったらこうなる」といった「行動のイメージ」を表現したもの https://ja.wikipedia.org/wiki/メ

    【ブログ】看護シミュレーション教育とメンタルモデルの生成 - KogoLab Research & Review
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    high190 2022/07/24
    "ポイントは、失敗のできない緊張の中で学ぶべきものを、失敗してもよい安全な環境の中で学ぶという点にあるような気がしています。"
  • 【ブログ】教育工学会研究会で感情制御のコース設計について発表 - KogoLab Research & Review

    2022年7月1日(金) 2022年7月2日(土)信州大学 長野キャンパスにて日教育工学会(JSET)の研究会が開かれます。久しぶりの対面開催です。発表者は必ず会場で発表する一方で、参加者はZoomでも参加可能です。これから徐々に対面のイベントが復活してくると思います。また、対面イベントでもオンライン配信をするサービスが一般化するでしょう。 向後は14:20頃スタートの発表枠で、「基的心理欲求とアドラー心理学に基づく感情制御のコース設計」というタイトルで発表します。発表原稿は、J-Stageで公開されています。お読みいただけるとうれしいです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsetstudy/2022/2/2022_JSET2022-2-A8/_pdf/-char/ja 長野も暑そうです。では行ってきます!

    【ブログ】教育工学会研究会で感情制御のコース設計について発表 - KogoLab Research & Review
  • ゴールは大切だけど、そこに至る経由地にこそ意味がある - KogoLab Research & Review

    2022年5月23日(月) 先日、札幌〜函館〜仙台を回ってきました。第3回目の遠征です。行きは札幌まで飛行機で直行しましたけど、帰りは鉄道を使いました。私は昔は飛行機が好きでした。しかし最近は鉄道が好きになりました。その地域を回るのでも、タクシーで直行するよりもバスで行くほうが好きです。この変化はなんなのでしょう。 「教える技術」的にいえば、目標(=ゴール)を明確にするのが大事です。どこに行くのかということですね。しかし、いったんゴールを明確にすると、そこに至る経路はさまざまな選択肢があることに気づきます。 タクシーよりもバス、飛行機よりも鉄道が好きなのは、ゴールに至るまでの経由地が見えるからなのかなと思います。ゴールに着くまでには、経由地があります。その経由地によって、最短のルートであったり、回り道のルートであったりするわけです。 「教える技術」的には、最短のルートが効率的に良いとなりま

    ゴールは大切だけど、そこに至る経由地にこそ意味がある - KogoLab Research & Review
    high190
    high190 2022/05/23
    "人にはそれぞれの個性や個人差がありますから、最短のルートが常にいいとはならないですね。回り道のルートの方がその人には最適だったりする"
  • 自分の実践活動の記録を残すのだというところからスタートする - KogoLab Research & Review

    2022年4月4日(月) 桜が咲き、新しいことがスタートする今の季節はいいですね。私の方は1年間のサバティカル期間に入りました。授業は博士課程のゼミ指導のみとなります。コロナ感染者が減り切らない状況ではありますけど、対面によるゼミを再開します。同時にZoomでつないでオンライン参加もできるようにします。ハイフレックス方式のゼミですね。 日アドラー心理学会の企画による「論文の書き方講座」(Zoom, 2時間x全3回)が終了しました。最終回は24人の参加でした。各回の内容は次の通りです。 第1回 自分の実践を研究にする 第2回 データを集める、整理する、表現する 第3回 実践論文としてまとめる この内容に沿って、2時間を次のように進めました。 ・レクチャー ・実例の提示 ・ブレイクアウトによるワークとシェア ・質疑応答 もちろん2時間x3回では、時間的に不十分であることは明白です。しかし、自

    自分の実践活動の記録を残すのだというところからスタートする - KogoLab Research & Review
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    high190 2022/04/05
    "「研究」というと尻込みしてしまいがちです。でも、自分の実践活動の記録を残すのだというところからスタートすればより具体的に進めることができます"
  • 人は具体例からいろいろなことを学ぶ - KogoLab Research & Review

    2022年3月14日(月) 産業能率大学通信教育課程のFD研修をZoomで実施しました。参加者は135人で、時間は2時間でした。2021年度の研修はこれで最後となります。2022年度はサバティカルに入りますので、研修は原則として引き受けない予定です。 研修の内容は、オンライン授業の設計と運営をどうするかということに焦点を絞りました。抽象的な話をしてもしょうがないので、この一年で私が実際にやってきたオンライン授業をお見せするという形にしました。ひとつのデモンストレーションですね。最近はデモンストレーションが大事だということを感じています。それで、なるべく話を短めにして具体例を見せることが多くなってきました。人は具体例からいろいろなことを学びます。 YouTubeの教える系の動画では、具体的にどうやっているのかを中心に見せるのがいいようです。テニスやガーデニング、旅行、リフォームなどの動画では

    人は具体例からいろいろなことを学ぶ - KogoLab Research & Review
    high190
    high190 2022/03/15
    "大学教員のFD研修は次の段階に入りつつある(中略)受け身の研修ではなく、教室(あるいはオンライン)で実際に行われている授業運営を改善していくような支援が必要"
  • 2022年度はFD研修はお休みします - KogoLab Research & Review

    2022年2月25日(金) 2月22日(火)に常葉大学から依頼されたFD研修をZoomで行いました。昨年度もZoomでしたので、2年連続でZoom開催となりました。3月に産業能率大学から依頼されているFD研修で今年度は最後となります。4月からはサバティカルに入りますので、1年間はFD研修はお休みします。 今年度もたくさんのFD研修をしてきました。そのほとんどはZoomによる開催でした。また研修のテーマもオンライン授業の方法について要望されることが多くありました。それに対して、理論的な話をするよりも、私自身がどのようにオンライン授業を実施しているかを見せる方が話が早いと考えて、そのようにしてきました。それはよかったようです。 コロナ禍がいつまで続くのかわかりません。都会の大学よりも地方の大学の方が対面授業への戻りが早いようです。いずれにしても、この2年の間に大学教員がオンライン授業運営の方法

    2022年度はFD研修はお休みします - KogoLab Research & Review
  • おとなの研究コースを5年間開催して気づいた大学システムの堅牢さ - KogoLab Research & Review

    2022年2月11日(金) 2月5日(土)に第10回おとなの研究会を開きました。これが最終回でした。おとなの研究会は、おとなの研究コースで学んでいる人たちの研究発表の場として開いてきました。おとなの研究コースというのは、現場を持って働いている人が「研究」を始めたらどうなるだろうという意図で開発したものです。 ひとつのシーズンは3ヶ月(2週間x6回)で終了し、全部で次の4シーズンからなっています。 (1) テーマの設定と先行研究の調査 (2) インタビュー調査(質的分析) (3) アンケート調査(量的分析) (4) 論文の作成 この内容は、私が大学で行っている卒論ゼミの内容を下敷きにしています。ですので、このコースを完遂すると大体学士レベルのスキルを身につけたといっていいでしょう。このようにその「志」としてはよいものであったと今でも思います。しかし問題は離脱率の高さでした。これは最後まで改善

    おとなの研究コースを5年間開催して気づいた大学システムの堅牢さ - KogoLab Research & Review
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    high190 2022/02/20
    "卒論ゼミの2年間という期間で、全部で60週(15週 x 4学期)をかけて卒業研究を完成させるというシステムはかなりすごいということ"
  • ゼミ研究発表会を公開制にすることの意味 - KogoLab Research & Review

    2022年1月24日(月) 1月22日(土)にeスクールゼミ生と大学院生(修士課程と博士課程)の研究発表会をZoomで開きました。最大で32人の参加者がありました。 こうした研究発表会は春学期と秋学期の最後に公開制で開いています。誰でも聞くことのできる公開制で実施しているのはいくつかのメリットがあるからです。 1つ目のメリットは、ゼミ生自身が自分の研究をとらえなおす機会になることです。毎学期ごとに区切りをつけることで、自分のここまでの努力が可視化されます。さらに、研究の全体像の中で自分がどの位置にいるのかという道のりを感じることができます。その意味で、研究の途中であっても発表することには大きな意味があると思っています。 私の「レッスン/ゲームモデル」でいえば、研究発表会は「ゲーム」に相当します。現時点の自分の実力というか成果をみんなに見てもらう機会となります。そこで、いろいろな反応をもらっ

    ゼミ研究発表会を公開制にすることの意味 - KogoLab Research & Review
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    high190 2022/01/25
    "自分の研究を聞いてもらって、多様な視点からコメントや質問をもらうことが、逆に自分の研究の意味や価値を確認することになる"
  • 独学は非効率。コーチにつくことが効率的。 - KogoLab Research & Review

    2021年9月10日(金) 「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」で「独学は基的には非効率。コーチやロールモデルやスクールが効率的です。習った上で、自分で試行錯誤しよう」という話をしています。 https://www.youtube.com/watch?v=T6Jns06DXME 彼女はゴルフをやっているとのことで、ゴルフについて相手に尋ねるときに、ゴルフを何年やっているかという「ゴルフ歴」ではなくて、ゴルフレッスンを何年続けているかという「ゴルフレッスン歴」を聞くべきだといっています。その方が、相手のレベルがよくわかるというのですね。 私が提唱している「入門/中級/熟達の3ステージモデル」でも、熟達段階に入ったら良い先生を見つけて弟子入りすることが必要だと主張しています。入門段階では、よく設計されたコースに入ることが大切で、それはスクールに入ることと同じことです。スク

    独学は非効率。コーチにつくことが効率的。 - KogoLab Research & Review
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    high190 2021/09/11
    "何をどの順番で学んでいけばいいかがわかるためには、その領域の全体像を知っている人に指導を受けることがどうしても必要"
  • 大学エクステンションのオンライン講座をeスクールのようなシステムにすれば - KogoLab Research & Review

    2021年9月6日(月) ハロー、マンデー! 先週の土曜日にエクステンションセンターの「アドラー心理学入門講座」が終了しました。全3回(90分×6コマ)で、各回の参加者数は13, 16, 14人でした。 この講座では、以前の記事で触れたように、参加者から質問や話題提供をしてもらって、それをアドラー心理学の文脈で解釈し直していくという形式で進めました。そのために、私が話題提供をする前に、参加者全員でブレイクアウトして、それぞれの関心事を話してもらい、その中からアジェンダを決めていくというプロセスを取りました。 https://note.com/kogolab/n/ne4e66af6cf4b もちろん、私が用意している題材はあります。それは、1回目は「私の価値」、2回目は「私の場所」、3回目は「私のゴール」というものでした(図参照)。いわば、即興的に決まっていく、そのときのアジェンダについて話

    大学エクステンションのオンライン講座をeスクールのようなシステムにすれば - KogoLab Research & Review
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    high190 2021/09/07
    "非同期の議論や情報交換が可能に(中略)より体系的な成人学習の機会を提供できるようになるのではないでしょうか"
  • アドラー心理学の枠組でインストラクショナルデザインを整理する - KogoLab Research & Review

    2021年7月2日(金) ハロージュラーイ! 向後です。 熊大学大学院教授システム学専攻の鈴木克明先生が中心として提供している「IDポータル」というサイトがあります。インストラクショナルデザインのことを知りたいと思ったらまず第一に訪問すべきサイトです。 その鈴木先生が編集長として発行している「IDマガジン」というメルマガがあります。私も愛読しています。バックナンバーは次のサイトから読むことができます。 https://idportal.gsis.jp/magazine/ 最新の第96号では、【ブックレビュー】GB4輪読シリーズ:第4章「個人に合わせたインストラクションの原理」(ウィリアム・R・ワトソン、サニー・リー・ワトソン)という記事を読むことができます。 https://idportal.gsis.jp/mail-magazine/1012.html その中の一節。 > 章の理論的

    アドラー心理学の枠組でインストラクショナルデザインを整理する - KogoLab Research & Review
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    high190 2021/07/03
  • 「持論おばさん」の思い出 - KogoLab Research & Review

    2021年3月12日(金) ハローフライデー! 向後です。 5年ほど前から中野のエクステンションセンターでアドラー心理学の講座を開くようになりました。今から思い返すと、最初の1、2年は一風変わった人が混ざっていたなと思います。多分、アドラーの名前が今ほどは知られていなくて(『嫌われる勇気』も出たばかりの頃でした)、「アドラー心理学ってなに?」と思った人がたくさん来ていたからだろうと思います。 その中で私が「持論おばさん」と呼んでいた人のことを思い出します。もちろん「持論おじさん」もいたのですが、割合的にはおばさんの方が多かったのです。 この持論おばさんの特徴は、私のレクチャーがひとしきり終わったあとで「何か質問やコメントありますか?」と聞くと、すぐに手を上げてコメントしてくれることです。で、レクチャーの内容についてのコメントは一言で終わって、続けて「これは私の持論ですが」というセリフで突破

    「持論おばさん」の思い出 - KogoLab Research & Review
    high190
    high190 2021/03/13
    "長く展開される持論は、授業を壊すのにパワフルな力(中略)何かを学ぼうとするときはいったんそれを手放すことが必要"
  • わざわざ出張して人に会うことの意味 - KogoLab Research & Review

    2020年12月3日(木) グッバイ・サッポロ! もう札幌からお別れです。 環境が変わると、道中の読書もはかどるし、 ある種の気晴らしにもなるし、 それを刺激にして色々考えることができます。 コロナ禍の中でわざわざ出張して人に会う必要があるのかということを考えると、 確かに、打ち合わせだけならZoomで可能であるし、そのほうがむしろ効率もいいわけです。 しかし、対話によってでしか分からないことがあるわけで、 それは、「相手が何を目指しているか」ということだと思うのです。 そして、何がそれを邪魔しているのかということもわかるし、 それを突破するにはどうしたらいいのかということもわかるような気がします。 相手が何を目指しているかは、それを直接質問することではわかりません。 (もしそんな質問をすれば紋切り型の答えしか出でこないでしょう) なんとなくの雑談や生活的な情報交換からにじみ出てくるわけで

    わざわざ出張して人に会うことの意味 - KogoLab Research & Review
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    high190 2020/12/04
    "対話によってでしか分からないことがあるわけで、それは、「相手が何を目指しているか」ということだと思うのです"
  • 書くことはインフォーマルラーニングの強力な方法 - KogoLab Research & Review

    2020年9月29日(火) こんにちは、向後です。 先週「[m050] 自分の記事を一番検索、参照するのは自分自身」という記事で、 このように書きました。 ですので、を書くつもりで、というのがハードルが高いのであれば、 未来の自分のために記録を書いているという気持ちで書くのがいいと思います。 あまり読者を意識しないで、自分のために書いているという気持ちです。 そう考えれば、未来の自分が読んで、最低限思い出せるように書けばいいわけです。 そうしたら、このようなメッセージが届きました。 「なんと!読書を意識せず、「未来の自分のために」書く。「未来自分note」だったんですね。書く目的と意味が明確になりました。今だけのためじゃなかったんですね。未来の自分への投資だと考えると書くのが楽しくなりそうです。ありがとうございました。」 その通りです。 書くことは、強力な学びになっているはずです。 そし

    書くことはインフォーマルラーニングの強力な方法 - KogoLab Research & Review
  • (質問)論文を読んだらどうまとめるか - KogoLab Research & Review

    2020年9月14日(月) こんにちは。向後です。 質問をいただいておりますので、お答えします。 >> 2020/09/11 8:20:09 以前、先生が「論文を大量に読まないとわからないことがある」という趣旨の話をされていました。CiNiiなどで検索して自分の研究テーマの論文を読んだら、どのようにまとめておくのがいいのでしょうか。 << 自分の研究トピックが絞れてきたら 一度は集中的に論文を読むのがいいですね。 まずJ-STAGEサイトで検索して、ダウンロードします。 https://www.jstage.jst.go.jp ダウンロードしたものを画面上でざっと見て、 「これはちゃんと読もう」と思ったものは印刷するといいです。 印刷しておけば、どこででも読めるからです。 読んだら、ここは引用したいというところにマーカーを 引いておくといいです。 そんなふうにしたためた論文が10以上にな

    (質問)論文を読んだらどうまとめるか - KogoLab Research & Review
  • 職場を心理的安全性の高いものにするためには - KogoLab Research & Review

    2020年8月11日(火) こんにちは。向後です。 毎月最終日曜日に「教える技術オンライン研究会」をZoomで開いています。 この研究会についてはこちらをご参照ください。 https://note.com/kogolab/m/mc8caa178ada4 もし興味があれば、ご参加ください(次回は8月30日です)。 さて、前回7月の研究会のトピックとして「心理的安全性」を取り上げました。 心理的安全性の高い職場やチームとは、 「互いに関心のある考えや感情について気兼ねなく発言できる雰囲気」 がある場であるということです。 でもなかなかそうならないのは、私たちがみんな「評価懸念」を持っているからです。 評価懸念とは「自分がネガティブに見られているのではないかという不安」です。 「こんなことも知らないのか」「こんなこともできないのか」と言われることへの不安ですね。 これがあるので、私たちはなかなか

    職場を心理的安全性の高いものにするためには - KogoLab Research & Review