目白台の銭湯・月の湯に初めて行ったのは2004年6月のこと。デジタル師匠とその生徒2人で写真の勉強の名のもと、目白台を散策し、ついでに銭湯に入ってから蕎麦でも食べようという撮影会をしたのだ。(その時の成果はこちらに。)いまどきロッカーがなくて脱衣籠だけの銭湯が目白台にあるなんて本当にびっくりして、おかみさんに話を聞いたり、脱衣場に備え付けてあったノートに感想を書いたりした。 その後、何度か前を通りかかってはいたものの、入浴はしないまま3年が経った。昨年の11月にふとしたご縁で、月の湯を会場にしたライブイベントに誘われ、番台に座るおかみさんと久しぶりに再会。その際に出演された町田忍氏によると、月の湯は都内で2番目に古い銭湯とのことだったが、2007年末、都内最古の銭湯であった台東区の廿世紀浴場が廃業したため、現在は月の湯が都内最古の銭湯となったはずだ。一時は全面休業となった時期もあったが、現