時天空、まげなしで引退会見…抗がん剤闘病を前に身内だけで断髪 2016年8月29日21時27分 スポーツ報知 坊主頭で引退会見に臨み、涙をぬぐう時天空 悪性リンパ腫のため25日付で日本相撲協会に引退届を提出した元小結・時天空の間垣親方(36)=時津風=が29日、師匠の時津風親方(元幕内・時津海)同席の元で引退会見に臨んだ。既にまげを落とし、丸刈り頭で約1年ぶりに公の場に姿を現した。 「最初は自分も受け入れられなかった。(病気は)違うんじゃないかと。日がたつにつれて少しづつ病を受け入れないといけない、生きていくために向かい合わないといけない」と決断の経緯を語った。 時津風親方によると、昨年秋に抗がん剤治療で髪が抜ける可能性があり、闘病生活を始める前に身内だけで断髪をしたという。「14年間、頑張った証しを形として残したかった。まだ髪の毛は生えてくる。ちゃんとした断髪式も考えている」と明かした