コンビニエンスストア大手のファミリーマートは23日、コインランドリー事業に参入する方針を明らかにした。 都市部を中心にコインランドリーの利用者は増えている。ファミマは2019年度末までに、コインランドリーが使える店舗を約500店展開する計画だ。 店内に併設する形のほか、郊外の店舗では、駐車場の一部に専用の建物を設けてコインランドリーを使えるようにする。第1弾として、18年春をめどに関東地方の2店舗で始める。 共働き世帯が増える中、週末にまとめて洗濯をしたい利用者や単身世帯が増え、クリーニングよりも安いコインランドリーの需要は増している。ファミマはこうした顧客を取り込むことでコンビニでの「ついで買い」につなげるなど相乗効果を狙っている。