私がコンピューターを使って文章を書くようになったのは、今から20年くらい前からである。最初は社内の電子メールが中心であったので、英語が多かったというか、元々日本語はサポートされていなかった。しかし、最初はメモ用紙やノートに原稿を書いておいて、タイプしていたと記憶している。その内に慣れて来ると、直接考えながらキーボードを叩くようになった。そして、コンピューターに向かわないと考えがまとまらない状態になった。「英語で考える」のが上達法ということを以前述べたが、キーボードと画面はそれを助けてくれる良い道具であると感じている。紙ではできないカット&ペーストが容易であることも、思考をより論理的にすることを助けてくれる。 読む方も、最初は全部プリントアウトしておいて、時間がある時にまとめて読むとか、家で読むとか、していたが、だんだん量が多くなると、読まない紙が増える一方となって行った。そして、もうプリン