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ブックマーク / jibika.exblog.jp (3)

  • 耳に何か入ってしまいました! | あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ

    「子どもが耳に何か入れてしまった!」「耳に虫が入ってしまった!」など、耳の中に何か入ってしまった状態を外耳道異物といいます。 外耳道とは、外耳孔すなわち耳の穴から鼓膜に至るまでのトンネル状の構造で、緩いS字状のカーブを描きます。外耳道は鼓膜で行き止まりになっていますので、何かしらの異物が入ったとしてもそれ以上奥へは行かず、幸い重い合併症を引き起こすことはないのですが、耳の閉塞感や異物感、痛みなど様々な症状を起こします。 当院(あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院)は山形県山形市の耳鼻科診療所です。開業して15年が経過して、受診された患者さんの数は約20,000名。平均的な耳鼻咽喉科クリニックといえるかと思います。その間、外耳道異物で初診された患者さんは、データベースで検索したところ、ちょうど100例あり、全患者数の約0.5%という割合です。今回は外耳道異物の傾向を探るため、100例の患者さんの性別、

    耳に何か入ってしまいました! | あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ
    hikabu
    hikabu 2013/07/30
  • 鼻すすりは止めましょう | あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ

    耳がつまる感じ、耳に膜が張ったような感じなど、耳閉感(じへいかん)という症状を訴える方は多いのですが、原因は様々。滲出性中耳炎や急性低音障害型感音難聴(いわゆるストレス難聴)が主なものですが、意外と知られていないのは、鼻すすりが耳閉感を引き起こしているということです。 鼻をよくすする方の鼓膜を見ますと、鼓膜が薄くなったり、張りがなくなる(弾力が低下している)ことがあります。また、鼻すすりにより鼓室の空気が上咽頭の方に引っ張られますので、鼓膜は凹んだ状態になってしまい、なかなか元に戻らなくなります。 鼓膜が薄くなったり、弾力を失ったり、凹んだりすると、音が鼓膜に当たってエネルギーを耳小骨に伝達しようにも効率が悪くなってしまい、その結果伝音難聴を生じて、耳がつまった感じになるのです。 ところで、鼻すすりってどういう時にするのでしょうか。一つ目は生理的、あるいは正常な鼻をすする場面ですけども、臭

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    hikabu
    hikabu 2010/09/29
  • 下鼻甲介の腫れ | あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ

    前回は鼻サイクルといって健康な人でも2、3時間おきに交互に鼻がつまる仕組みのあることをお話しましたが、今回からは病的な鼻づまりについて解説していきます。 まず何といっても多いのは、鼻炎による鼻づまりです。 鼻炎で鼻がつまるのは鼻の構造のうちでも下鼻甲介が腫れて空気の通り道を塞いでしまうのが多いです。原因となるのはアレルギー性鼻炎、急性鼻炎(いわゆる鼻風邪)、インフルエンザ、薬剤性鼻炎、慢性肥厚性鼻炎などが多いです。 軽いうちは鼻サイクルに伴って片側ずつ交互につまるだけですが、ひどくなると図の様に両側の下鼻甲介が腫れ上がって、両方の鼻づまりを生じます。こうなると鼻で息ができなくなり口呼吸となります。 大抵は元々の鼻炎の治療をお薬でするわけですが、頑固な鼻づまりの場合には下鼻甲介のボリュームを減らす手術をすることもあります。 自己対処法としては、蒸しタオルを鼻に当てることです。 一時的な下鼻甲

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