月に一度も米を食べていない人が20代男性の2割に上ることが、農水省の食生活実態調査で分かった。男女を通じて若い世代ほど米を食べていない。食生活の多様化が背景にあり、米の消費減少を裏付ける調査結果になった。 和食文化が日常生活で実践されているかを調べるため、農水省が委託して昨年10月、全国の20~69歳の男女を対象にインターネットで調査した。有効回答数は約1万人。 最近1カ月間の食生活を聞いたところ、「米を食べる」と回答した人は全体の93%。残りの7%は月に一度も米を食べていないということになる。女性(5%)より男性(9%)の方が食べない人が多く、どの世代でもその傾向が見られた。特に若い男性の米離れが深刻で、20代(18%)、30代(11%)が多かった。女性も若い人ほどその傾向が強い。ただ、男女とも3割が「今後増やしていきたい」との意向を示している。 和食の基礎となるだしを自分で取る人
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