仏パリで餌をついばむカラス(2010年10月5日撮影)。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON 【3月30日 AFP】車と衝突して死ぬ鳥は、車を回避できる鳥よりも脳が小さい傾向がある――こんな研究結果が29日、英国王立協会(Royal Society)のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス(Royal Society Open Science)」に掲載された。 フランス国立科学研究センター(CNRS)の進化生物学者アンダース・パぺ・メラー(Anders Pape Moller)氏らは、251種・計3521羽の鳥の死骸を解剖し、体の大きさに占める脳のサイズの比率を調べた。この「鳥頭の法則」は、異なる種類の鳥にも当てはまるという。 例えば、カラスは体長に対して脳が大きいが、行き来する車をうまく避ける能力にも非常に長けているという。フロリダ(Florida)州のハ
![車にひかれる鳥は「鳥頭」だった、研究](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/69865a3ad1c91b0ea662c50f3834fd369ee1b29b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F4%2F1000x%2Fimg_146734354fbb5914018f717e6d5ceef3255071.jpg)