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ブックマーク / uchya.blog109.fc2.com (5)

  • Non-Fiction(Remix Version) | なぜ人はニセ科学を信じるのか/マイクル・シャーマー

    水からの伝言や、ゲーム脳、ID論、歴史修正主義といった一見科学を装ったトンデモ理論は、まともな科学者たちからは相手にされていないにもかかわらず結構な信頼を集めることがある。これは日だけの現象と言うわけでも無く、どこの国でも起きうることであるらしい。 書は全体で五部構成になっており、それぞれで扱っているトピックが異なる。 第一部は全体の要約に相当する部分で、科学とニセ科学の違いについて、一般的なニセ科学の特徴と見破り方、懐疑主義という方法論について語られる。科学を装って人を騙すというニセ科学の手法は巧妙ではあるのだが、たとえ分野が違っていても似通ったものになっていくものであり、統計や科学的手法についての正確な知識があれば見破ることは不可能では無い。 第二部では、超常現象や霊能力、エイリアン・アブダクション、魔女狩り、カルトと、現在はだいぶ影響力を薄れさせた現象について語られる。今ではこれ

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2014/09/14
    『ホロコースト否定論であるが、彼らの論法はやはり南京大虐殺否定論や従軍慰安婦否定論とよく似ている』『動機についてもそうなのだが、思考のプロセスが瓜二つ』
  • Non-Fiction(Remix Version)

    一昨年の紅白で復帰し、1月に「オリジナルアルバムを作っている」という話を聞いてから待つこと一年。ようやくリリースされたアルバムは、ここまで待った甲斐がある素晴らしいものであった。 予想を裏切って期待の上を行くという褒め言葉がある。彼女がそういう人だというのは知っていたけれど、まさかここまでとは。これまでの彼女のアルバムの中でも最高傑作だと思う。いや、今まで私が聞いてきたアルバムの中でもこれを超えるものってちょっと思いつかない。 とにかく収録曲のクオリティがとても高い。どの曲もシングルカットできるほどの強い個性と魅力を備えている。いわゆる”捨て曲”が当にただの一つもないのだ。そして、それぞれがくっきりとした輪郭を保ちながら、FIXERからRe-birthまで欠けることのできないピースとして存在し、アルバムを通して一つの作品として成立している。コンセプトアルバムのような完成度とベストアルバム

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/08/22
    『日本政府は、慰安婦問題に対して証拠隠滅の上しらを切っている』『確実に故意犯』『そんな事主張したら背信行為』『ガンが見つかっているのに、それを隠して生命保険に入ったら、契約自体無効になる』
  • Non-Fiction(Remix Version) | 往生際の悪い敗者

    疑似科学批判が行われ、疑似科学側の旗色が悪くなってくるとどういうわけか必ずといっていいほど、認識論だのなんだの科学哲学的な話を持ち出して来る人たちがいる。それには、たいがい「疑似科学を信じてるわけではない」とか「擁護するわけではない」とかいうエクスキューズがついているものだ。自分では気の利いたことを言ってるつもりだろうが、毎度のように聞かされる側としてはもううんざりというか、なにピント外れのこと言ってるんだこいつは、という感想しか持てないのである。 このホメオパシーというやつは、題材的にその手の議論のピント外れっぷりが良くわかるので、そんな話をする価値などないということを示してみようかと思った。 既に指摘されているように、今では科学者たちから荒唐無稽という評価を受けているホメオパシーもその創立当初は立派な科学的仮説であった。それも当時の主流派に比べて治療の実績も良かったのである。その当時に

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2010/10/13
    『仮説を守ることを最優先とし、本来の目的であったはずの病気の治療はそのための手段になってしまった。』『病気の治療の役にはたつが、彼らの仮説を脅かすような科学の分野に背を向けるようになった』
  • Non-Fiction(Remix Version) | 取り急ぎ、二点のみ

    12/10 22:15 帰ってきたので追記しました。 コメント欄で、とも考えたのですが、目立つようにエントリーとしてあげておきます。 1.性犯罪の二次加害というのを甘く見ないで下さい。自分が善意の加害者になってしまう可能性を忘れないように。以前ブクマで”血まみれで倒れている人をぶん殴っているようなもの”と書きました。比喩じゃなく、ほぼ文字通りの意味と取っておいて下さい。 これについては良くまとまった資料を教えていただいたので、紹介しておきます。 「レイプの二次被害を防ぐために―被害者の回復を助ける7つのポイント―」 よく読んだ上で、改めて自分がどういう文章を書いているか、胸に手を当ててよく考えてみてください。特にブログやコメント欄に何かを書き込む前に、それを読む人の中に性犯罪被害者が含まれている可能性があることを忘れないでください。 2.総論としての自衛の勧めはまったくといって良いほど無意

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2009/12/11
    『犯罪者が隙のある人間を見つけ出している』『見つからなければ隙を作らせる』
  • Non-Fiction(Remix Version) | リスク管理というなら、このくらいは考えてよね

    社会全体で性犯罪を少なくするにはどうしたらいいか、という問いかけに対して、「被害に遭いそうな人が気をつければいい」なんて答えしか思いつかない低脳さんたちを相手にこれ以上罵り合いしてるのも時間の無駄だと思うので、少しは建設的な話もしておこう。いや、「女は家に引きこもれ」vs「男はチンコ切れ」なんてゴジラvsキングギドラみたいなことやっててもしょうがないんで。 各論に入る前に、一つ総論的なことを書いておこう。近年、治安が悪くなったなどと言われることも多いけれど、日において殺人事件の発生件数というのは非常に少ない。男性であれば暗い夜道であっても結構無防備で歩けてしまうくらいには安全である、と言っても良いだろう。でも、以前からずっとこの治安状態だったかというと、そういうわけではないよね。治安を良くしていこう、安心して歩ける世の中にしよう、ということを続けてきたからこそ現在の状況があるわけだよ。そ

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2009/12/07
    『はっきり言ってうんざりなんだけれど、やはり出てくるたびに叩かなきゃ、こんなもんにうんうん頷いている人がいる状態が続く限りは。』
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