昨日だったか、フランスの大統領のサルコジが、チベット情勢を理由に北京オリンピックの開会式のボイコットもありうるという発言をした。 暴動を支持すること ぼくは、いくつかの報道から、今回のチベットでの出来事の背景には、歴史的な背景や独立への要求等に加えて、民族差別的なものと自由経済の導入に伴う経済的な要因(チベットの若者たちの困窮)があるのだろうと考えているので、同様の背景を持った移民二世の若者たちの「暴動」を弾圧したサルコジが、今回このような態度を示していること自体は、じつに白々しいことだと思う。 今回の出来事について、チベットの人々を支持する人たちも「暴動」という語の使用を避けているように思われるのは、間違ったことであると思う。 経済的・社会的(差別など)に追い込まれた人たちには、暴動を起こす権利がある。 そのなかで起きる個々の暴力*1は、それ自体としては許されないものが大半だろうから、個
そろそろ日本の農業を守るということについて、真剣に書いていこうと思う。 世界では、食料の輸出をストップする国がたくさん出てきているということをご存じですか? 2008年3月24日 from 農村の現実 めでたく本も出たので、これまで出版までは封じていた、時事問題とくに農業関連のお話を書き進めていきたいと思う。僕の新しい本のタイトルは「日本の「食」は安すぎる」というものだ。 このタイトルに僕はどういう意味を込めているのか。 最近、食の安全関連の本がよく見かけられるようになったが、その多くが「どうすれば安全な食品を、、、」とか「○○○はいけない」とかそういう内容であるようだ。それらの本は無意識的に「消費者のために世の中をどうすればいいか」を書いているように感じられる。 しかし、そういうアプローチは世の中を何も変え得ないのではないか、と思う。 つまり、これから必要なのは「消費者がどのように変わる
「賃金を上げないで法人税を下げる」ことの正当化パターンいくつか(だって海外と連結だしなど) | Like a rolling bean (new) 出来事録 この間の日曜、タケナカ氏がタハラ氏の番組で、またもやとうとうと、 「だから今、郵政民営化と同じように、法人税率切り下げ」と語ってました。 そこで、 『【覚え書き】 タケナカ発言を受け、日本の法人税率(企業負担国際比較)を再確認する 』をひそかにアップしていました。 賃金を上げないで法人税を下げる。それが信頼される日本経済を作る、という論調が最近あちこちに目立ちます。 上のエントリーにはこうしたコメントもいただきました。 ■豪腕・奥田会長 日本の賃金を下げる 週刊東洋経済-東洋経済新報社 2008年3月29日号(2008年3月24日発売) COVER STORY 給料はなぜ上がらない ! http://www.toyokeizai.co
080326up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニート・ひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w
新潟県のとある山間の地域。ここではなんと石油が湧き出ている場所があるらしい。そしてその近所の家では地下から天然ガスも湧き出していて使い放題なのだとか。庭が油田なんて、それ石油王ではないか。いったいどんな暮らしなのか、見てきた。 (安藤 昌教) イメージとずいぶんちがう 新潟県上越市の中心部から車で約30分。そこは冬季は人を寄せ付けない勢いの豪雪地帯だ。里の方はすでに雪解けもすすんでいるのだが、こちらはまだまだ水墨画の世界。こんなところに本当に油田はあるのだろうか。どうしても産油国と聞くと中東とか暑いイメージがある。加えて石油王いえばサッカーチームとか自家用ジェットとか持っていそうなイメージがあるのだが。どうもこの素朴な風景とはうまく結びつかない。 しかし道々に貼られた選挙ポスターのバックが黒と赤だった。これ、もしかしたら黒が原油で赤が炎を表しているのではないか!だとしたらすなわち産油国なら
図書館職員の職業満足度は?(米国) 米国のLibrary Journal誌は2007年2月,1994年以来13年ぶりに図書館で働く人々の職業満足度調査を実施し,その結果を公表した。また結果の分析を2007年10月,2008年2月,2008年3月の3回に渡り連載している。 今回の調査では,公共図書館から1,180名,学術図書館から1,213名,専門図書館から413名,学校図書館から213名が回答した。回答者のうち,現在の自分の職業に「とても満足」,「満足」と答えた人は,館種に関係なく,また30歳以下,30歳から49歳,50歳以上という3つの年齢区分に関係なく高い数値を記録し,全体では約70%を占めた。さらに全体の9割近い人が,もう一度やり直すとしても,図書館で働くことを選択すると答えたという。今回の結果は1994年の調査結果とほぼ同様の内容であり,「図書館職員は職業満足度が高い」ことが大きな
ちょうどきのうから大リーグの開幕戦を日本でやってるが、来日前にこんな出来事があったことが報道されていた。 http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/baseball/news/CK2008032002096793.html ぼくはアメリカのプロスポーツに対しては反感のようなものがあり、とくに大リーグの試合もマクガイアがホームラン記録を作ったぐらいから関心が持てなくなって、中継やダイジェストを放送していても、滅多に見ることがない。 ただ、ひとつ感心するのは、ときおり決然としてストライキをやったりすることである。 年俸が(日本円で)何億円ももらってるような人たちが、団結して、経営者ばかりか、ときにはファンや世論全体をも敵に回す覚悟でストをやるのである。 あれは、ほんとうにすごいと思う。 それは、自分たちの名誉や権利のために「闘う」という姿勢を、社会の全体
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