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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (101)

  • 「左折の改憲」論について - Arisanのノート

    最近、憲法9条の改正を平和主義の側から提起しようという、「左折の改憲」論というものが多く出されているようだ。 私はこれには反対なので、そのことを一言しておきたい。 私が具体的に読んだのは、マガジン9に載った想田和弘氏の以下の二つの記事である。 http://www.magazine9.jp/article/soda/22727/ http://www.magazine9.jp/article/soda/23445/ これらの文章について言うと、正直言って、論理がよく分からない。 この人の発言は、私はこれまでもっぱらツイッターで見てきただけだが、卓見が多く、よく学ばせてきてもらった人だけに、残念だ。 安倍による解釈改憲、「戦争法」の強引な「成立」が、想田氏のいう「創憲」の提言の直接の契機だということのようだが、守るべき原則がそれを無効化させることを狙って蹂躙されたなら、その原則の順守を掲げて

    「左折の改憲」論について - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2015/10/28
    "集団的自衛権を認めないということが有権者の多数意見だと、想田氏は言うが()一時期の世論調査でそういう結果が出たとしても、それは現行の憲法9条が存在しているから成り立っているような世論の漠然とした傾向"
  • 「南島」はなぜ欲望されるか - Arisanのノート

    柳田国男対談集 (ちくま学芸文庫) 作者: 宮田登出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1992/11/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る この『柳田國男対談集』では、民族学(フォークロア)と民族学(エスノロジー)の違いや関係が何度か話題になるのだが、戦前の対談の中で、柳田が次のように定義しているのは、かなり明快だと思った。 自分の人種のことを調べるのがフォークロアで、他人種のことを調べるのがエスノロジーです。(中略)エスノロジーというと文化人類学とはちがうと言う人があるが、これは大体同じなんです。(p051) 「民俗学」の主張は、民族学や文化人類学といった西洋出自の学問の、主客分離的というか植民地主義的な体質(ニーチェなどが批判してきたもの)に対するアンチテーゼとしては、共感できるところがある。 フォークロアでは、どんなことでも知りたいのです。(中略)エスノロジー

    「南島」はなぜ欲望されるか - Arisanのノート
  • 橋下「見直し」発言について - Arisanのノート

    http://www.asahi.com/articles/ASGBP3RLBGBPPTIL00C.html ここでは何か、橋下市長が在特会側の主張を聞き入れて、(差別・ヘイトスピーチ防止のために)制度の「見直し」に取り組むことを考えたかのように書いてあるが、もともと橋下氏や維新と在特会とでは、その主張の内容においても、活動のスタイルにおいても、ほとんど違いはないのだから、実際には、昨日の「面談」をいい機会にして、自分が思っている政策を実行に移す、そしてそのことを正当化しているだけであろう。 政策といっても、この人の場合、いや、橋下氏ひとりに限らず、今の日の多くの政治家に見られる傾向だが、その眼目は、「よりよい社会や制度」を作り出すということではなく、特定の対象、とりわけマイノリティへの攻撃を行うことを通して、権力や権益の確保を図るところにある。 攻撃的な社会が、彼のような政治家を産み出

    橋下「見直し」発言について - Arisanのノート
  • ウカマウの映画 - Arisanのノート

    アンデスの先住民たちの歴史と闘争の姿を描く、ボリビア・ウカマウ集団の映画の特集が、九条のシネ・ヌーヴォで開かれていた。なかなか行けなかったのだが、最終日になって、ようやく二だけ見ることが出来た。 http://www.jca.apc.org/gendai/ukamau/index.html 1977年のモノクロ作品、『ここから出て行け!』は、アンデス山中の先住民の村を舞台にして、外国の大企業の尖兵である宣教師を名乗る白人たちやボリビアの軍隊によって、土地が奪われ、家々が焼かれ、農民たちが村を追われ、殺されていく様子、それに対して団結を広げることによって戦っていく人々の姿が描かれる。 といっても、ドキュメンタリーではなく、先住民の人たち自身がそれを演じているのだ。この出来事自体が事実なのかどうか、僕には分からないが、もし事実だとすると、この人たちの多くは最近体験した出来事を自ら再現している

    ウカマウの映画 - Arisanのノート
  • 『権力への意志』 - Arisanのノート

    今年はニーチェを重点的に読むということを決めていて、つい最近も、ちくま学芸文庫の『権力への意志』を、えっちらおっちら読んでいた。 簡単に感想を書いておこう。 実は、その直前にマキアヴェリの『君主論』(中公クラシックス)を、これも初めて読んだ。その後でニーチェを読むと、彼がマキアヴェリからいかに多大な影響を受けたかということが、よく分かった。ニーチェの思想のなかで最も鮮烈な部分は、すべてマキアヴェリの影響であり、しかもマキアヴェリの力強さには達していないのではないか、そう思えるほどだ。 とは言っても、ニーチェの思想には大きな魅力がある。それはもちろん、ヨーロッパを支配するキリスト教道徳への挑戦であり、それを根幹として、「真理への信仰」や、自由主義、民主主義などの欺瞞性を告発し、解体していったことである。つまりは、それらが結局、「権力への意志」に根ざしているのだということを暴露した。 ちょうど

    『権力への意志』 - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2014/01/01
    "日本では、ニーチェが言うような「権力への意志」の肯定は、支配的価値観や制度を転倒することにはならず、逆に支配的権力を是認し、それに服従する生のあり方(実存の否定)を正当化する思想にしかならない"
  • 法案に反対する理由と石破発言 - Arisanのノート

    僕が特定秘密保護法案に反対する理由は、概ね以下のようなものだ。 まず何より第一に、国権を人権より上に置くような法律、またそれ自体民主主義の破壊を目的とするような法律は、認められない。 第二に、この法律は日国憲法に反する疑いが強い。 第三に、自民党はこの重大な法律を作ることを選挙公約にしていなかったのだから、これは有権者を欺く行為である。 第四に、手続きが拙速且つ強引である。これは、この法律が上記のように民主主義を破壊する性格を持つことの反映だろう。 第五に、世論調査を見ても、大多数の人々がこの法律に反対、もしくは疑念を持っていることは明らかである。 さて、以上のことを踏まえて、石破幹事長のデモをテロリズムになぞらえた発言について、簡単に意見を書いておこう。 こんな怖ろしい法律が、こんなに酷い手続きで作られようとしてるのだから、人々が抗議行動をするのは、民主主義を守るという観点からも、当然

    法案に反対する理由と石破発言 - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2013/12/03
    "そういう民主主義の論理や、民衆の力というものを怖れるからこそ、彼らはこんな法律を作ろうとしてるのだろう。"
  • 天皇の利用と使用について - Arisanのノート

    太郎「何が政治利用ですか?」 会見で陛下への手紙は「被曝問題」と明かす http://www.j-cast.com/2013/10/31187810.html人はこう言っているのだが、実際のところどうだったのか。 僕は、天皇に何らかの政治的影響力があると、氏がナイーブに信じてたとは考えにくいと思う。天皇に「直訴」の手紙を渡すことで、天皇人にではなく、社会や政治全体に対して何らかの影響を与えられると考えたのではないか。 だとすれば、これはやはり誤った判断というしかない。 何故かというと、この行動は結局は、天皇という存在を使用(利用というよりも)することで、原発を維持し、現在の体制を存続させようとうる人々のやり口を正当化し、強化する結果しか生まないからだ。 いま、実際にそういう流れになっている。 与野党の政治家たちは、この山氏の行動を「天皇の政治利用」であるとして非難している

    天皇の利用と使用について - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2013/11/01
    "反原発のような対抗運動を、天皇制の仕組みに回収しようとする、もう一つの狙いがあるのではないか、と思えてくる"
  • 小泉氏の脱原発発言 - Arisanのノート

    小泉元首相が脱原発を語り始めたことが、日米のマスコミを賑わせたり、巷や、また国会でも話題になってるようである。 小泉氏の名を聞くと、いつも思い出すことがあるので、書いておこう。 どの選挙だったか忘れたが、小泉首相の人気が絶頂の頃、僕の住む町にほど近い駅前に、国政選挙の応援演説にやってきたことがあった。 その駅は、郊外を走る私鉄の各停しか止まらない小さな駅で、そんな地味な場所に、連日ニュースやワイドショーの画面を席巻しているあの人物が来るとは俄かに信じがたかった。僕は当時も今も、根っからの反小泉を自認しているのだが、それ以上にミーハーなので、一目物をこの目で見ようと、いそいそと出かけて行ったのである。 着いてみると、駅前の小さな広場は、すでに人で埋め尽くされていて、演説用の選挙カーの正面には入りこむ隙間もなかった。それで仕方なく、僕は選挙カーの裏側の、薄暗い小さなスペースに立つことにした。

    小泉氏の脱原発発言 - Arisanのノート
  • 世論調査結果を見て - Arisanのノート

    橋下発言への反応を含む、世論調査結果が発表されている。 http://www.asahi.com/politics/update/0519/TKY201305190225.html http://mainichi.jp/select/news/20130520k0000m010082000c.html 「問題だ」、とか「妥当でない」というのは、必ずしも否定や批判ではない。 よく言われる「国益を損ねる」という観点からの意見も相当数含まれてるのだろう。 それでこの数字である。 7割を超える割合は、決して高いとは言えないのだ。 それでも、こうした政治家の発言を認めないということを、国や社会のあり方をより正しい方向に向けていく糸口と捉えるなら、この数字を上げていくように努力するしかない、ということだろう。 だがそれにしても、朝日新聞の調査では安倍内閣の支持率がかえって上昇していることには、暗澹とし

    世論調査結果を見て - Arisanのノート
  • 橋下発言が露呈させたもの - Arisanのノート

    慰安婦問題、風俗業をめぐる橋下氏の発言要旨(朝日新聞デジタル) http://www.asahi.com/politics/update/0514/OSK201305130144.html 今回の橋下の発言を最初に知った時、まず思ったことは、この言葉自体がひとつの凶悪な暴力であり、元「慰安婦」の人たちはもちろん、性暴力や差別を被ってきた人たちにとっては、セカンドレイプに等しいものだろうということだった。 そして、そんな暴力が許容されるどころか「口外しないほうがよい音」として暗に肯定されてしまうという、この僕らの社会の醜悪さを、彼の発言に同調もしくは黙認する者たちの言動(例えば「不用意な表現は国益を損う」!)を介して、橋下発言は被害者達を含む我々のすべてに突きつけた。 この意味で、この暴言の(暴露的であると同時に)脅迫的な効果は二重なのだ。 橋下は、日が「レイプ国家」呼ばわりされることを

    橋下発言が露呈させたもの - Arisanのノート
  • 鶴橋の排外デモ・水路を開く者 - Arisanのノート

    自分は行けなかったので、詳細が分からないのだが、24日日曜日に、大阪の鶴橋で在特会によるかなりの規模(100人ぐらいという説もあるが、もっと多かったのかも)の排外デモがあり、それに対する有志による抗議の行動も行われたそうだ。 抗議行動に参加した方たちには、心から賞賛とお礼の言葉を送りたい。 この日のデモでは、「朝鮮人」という言葉が大声で連呼され、ゴキブリ殺せとか、死ねとかいうような絶叫がそれに重ねて繰り返されてたらしい。 ヘイトスピーチとか言葉の暴力といった言い方さえふさわしくないような、直接的な憎悪と脅迫の撒き散らしである。 最近は東京の新大久保でも、同様の在特会など排外主義者によるデモが、毎週だか毎月だか行われていて、やはり「朝鮮人を殺せ」だとか「ガス室に送れ」だのというシュプレヒコールやプラカードが掲げられ、コリアタウンの営業にも大きな支障が出ていると聞いていたが、東京に比べるとこう

    鶴橋の排外デモ・水路を開く者 - Arisanのノート
  • 強者の論理を支え続けるもの - Arisanのノート

    非常に典型的な発言だと思うので、批判しておきたい。 大阪・高2自殺:「最悪の大失態」橋下市長 http://mainichi.jp/select/news/20130109k0000m040060000c.html 大阪の高校で、体罰が原因とされる生徒の自殺が起きたことに関する、市長の発言である。 見出しの「最悪の大失態」という言葉を見た時に、だいたい察しはついたが、その通りの内容だった。 禁止されている体罰が行われて、それが原因とされる自殺が起きたというのに、その体罰が存在することは当然の前提であるとされ、その上で事後の対応が重要だとの認識が表明される。 そして、その対応を強化するするために、教育現場に介入する自分(市長)の権限を強めていくことが宣言されてるのである。 実際教育現場において、「体罰」として事後に非難されることがあっても、やむをえない場合というものもあるかも知れない。 だが

    強者の論理を支え続けるもの - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2013/01/09
    "暴力的行為が、減ることなく存在しているという現状が是認(正当化)された上で、その現状を変えるためだと称して、教育現場への強権的な介入という、もう一つの暴力が正当化される構図"
  • 不実な休暇 - Arisanのノート

    橋下市長、休暇だったので…元慰安婦に「直接聞く」 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120925/waf12092513060022-n1.htm 橋下徹大阪市長は25日、自らの慰安婦に関する発言をめぐり、「慰安婦だった方が僕に言いたいことがあれば直接聞く。日程が合えばお会いしたい」と述べ、面会する意向を明らかにした。橋下氏はこれまで「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してほしい」などと発言していた。 市民団体「日軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」のメンバーと韓国から来日した元慰安婦の女性が24日、橋下氏に謝罪を求めるため市役所を訪れたが、休暇をとっていた橋下氏との面会は実現しなかった。 金福童ハルモニが橋下市長に会うため、この日に大阪市役所を訪問するということは、一週間前から連絡を入

    不実な休暇 - Arisanのノート
  • 愚劣な言い分 - Arisanのノート

    慰安婦問題、韓国と協議中=「女性基金」正当評価を−野田首相 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2012092400007 見出しだけ読んで、一瞬何か良い進展があるのかと期待したが、最悪だ。 野田首相や日政治家にはやはり、自分たちが過去も現在も行使している暴力の質がどこにあるのか、なぜその行為や態度、言動が、アジアの人たちの不信を呼び、怒らせ続けるのかということが、まったく理解できていないらしい。 首相はインタビューで、国民の寄付などで発足した「女性のためのアジア平和国民基金」が元慰安婦への「償い金」事業などに取り組んだと指摘。「台湾やフィリピン、インドネシアで肯定的な評価を受け、韓国も当初は肯定的評価があったが、途中から変わってしまった」と不満を示し、「基金の評価をまずちゃんとしてもらわないといけない」と強調した。 国民や民間が、責

    愚劣な言い分 - Arisanのノート
  • AKBじゃんけん大会に見る、我らの競争と戦争 - Arisanのノート

    ちょうど尖閣諸島に中国の大船団が来るというガセネタで日中が浮き足立ってる頃であったが、テレビで3時間の生中継、田原総一郎氏を解説者に招いてAKBの大じゃんけん大会をやっていた。 ぼくはAKBの番組はよく見てる方だと思うが、さすがにこの企画はちょっと空恐ろしいものを感じた(「総選挙」とかも大嫌いである)ので、ツイッター(@yousaymale)でつぶやいたりもしながら、その空恐ろしさの中味を考えてみた。 以下二つが、呟いたこと。 AKBのじゃんけん大会って、凄いなあ。「努力など無意味で、結果は偶然でしか決まらない」という非人間的な現実を、全身全霊で肯定する姿勢の賛美。その理由は、国家や社会がそれを望んでるからだろう。個人の意志や営為の全否定。「デモの暴徒化」などより、こっちの方がはるかに戦争に近いと思う。 昨日書いたAKBのじゃんけん大会。要は、一生懸命努力(献身)することは絶対に要請され

    AKBじゃんけん大会に見る、我らの競争と戦争 - Arisanのノート
    holyagammon
    holyagammon 2012/09/21
    "全力で努力(献身)しなさい、ただし結果(報酬)は求めるな」というメッセージ"
  • 橋下的なものをめぐる戦いの内実 - Arisanのノート

    橋下・大阪市長:職員規制条例「政治活動で懲戒免」 罰則に代え http://mainichi.jp/area/news/20120621ddn001010011000c.html これに対し、橋下市長は20日、「閣議決定が『地位から排除すれば足りる』というなら、忠実に従う。(政府は)バカですね。政治活動については原則、懲戒免職にして、ばんばん排除していく」と述べ、7月の臨時議会で「懲戒免職」規定を盛り込んだ条例案を提出する方針を示した。 怖いなあ。 大衆的な人気という事を含めて、実際に大きな政治権力を握っている人間が、公の場で「排除」だのなんだの、それも条例制定を武器にしてそんな暴力的なことを公言し、しかもその言動がまかり通ってしまうという、今のこの社会。 おまけにそれを伝えるメディアの報道はこの通り、別に批判するでもなく、ただ事実を伝えるだけの「客観報道」とかいう奴。その実は、「批判しな

    橋下的なものをめぐる戦いの内実 - Arisanのノート
  • 「揺れる朝鮮学校」を見て - Arisanのノート

    NHKの関西ローカルの番組、「かんさい熱視線」で放送された「揺れる朝鮮学校」を見た。 http://www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/ 街角で罵声を浴びせられたり、暴力に脅かされることが日常のようになっている、朝鮮学校の生徒達の現実。 そこに決定的な追い討ちをかけるような、国による「無償化外し」や、大阪府などの自治体による理不尽な補助金の打ち切り、停止。 差別と暴力がまかりとおる日の社会の現実を、あらためて実感せざるをえない。 インタビューに答えていた生徒たちは、こうした現実のなかでも、在日という自分の位置を肯定的に捉えて、日とアジアとの架け橋のような存在として、日社会(世界でもよいが)のなかで活躍していきたいという抱負を語っていたと思う。 そういう、社会に参加して良き変化に献身しようという若者の希望や意欲を、社会自らが総がかりで押し潰してしま

    「揺れる朝鮮学校」を見て - Arisanのノート
  • 4・5釜ヶ崎大弾圧を許すな - Arisanのノート

    すでにご存知の方も多いと思いますが、この5日に、大阪の釜ヶ崎で警察による不当逮捕、大がかりな弾圧がありました。 突然の大量家宅捜索がなされ、通常は現行犯逮捕にしか適用されない公務執行妨害の容疑により9ヶ月後に5人を逮捕という、ひどいものです。 まず、同日に出された抗議の呼びかけ文を、下記『釜パト活動日誌』から転載します。 http://kamapat.seesaa.net/article/194487732.html 4月5日、釜ヶ崎で大阪府警による不当逮捕・弾圧がありました。即日救援会が立ち上げられ、支援体制を組んでいます。 以下に、いただいた報告を筆者の方の承諾をいただいて転送します。内容は救援会で承認された内容ですので、この前書きも含めて転送転載いただいて大丈夫です。 抗議の声をお寄せいただくとともに、南さんをはじめ不当に逮捕された仲間に励ましのメッセージをお寄せください。下記の釜ヶ

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  • 「復興」よりも「回復」を - Arisanのノート

    ちょうど年度終りにあたっていた31日には、ぼく個人としても、耳を疑うひどい決定・判決が相次いだ。 雇い止め:非常勤の再雇用を認めず 京大元職員の職業観に言及−−京都地裁 http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2011/04/01/20110401ddn012040044000c.html 宮城県朝鮮学校へ補助金打ち切り http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20110331_13396.htm こういうニュースが相次ぐのを目にすると、今回の大災害と原発事故の以前に存在していたこの日社会が、いかにでたらめで矛盾に満ちたものだったかを、あらためて思い出すことになる。 それは、ひとくちに言って、人間の存在をないがしろにする社会であり、端的にいえば差別的な社会ということだ。 もちろん、世界には、他にもっと差別的な社会も

    「復興」よりも「回復」を - Arisanのノート
  • 転載・朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモ - Arisanのノート

    朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモが、関西で二週連続、土曜日に行われます。 去る6日、とうとう無償化が適用されないままに、朝高生たちが卒業していきました。 まったくひどい話で、腹立たしく思います。 でもぼくは、出来れば今年の卒業生たちには、このことは忘れてもらいたい。忘れられないかも知れないが、それでもいつか、「自分たちは、あの無償化の適用を受けられなかった年の卒業生だ」と言って、この社会の愚かしい出来事を昔話として語るようであってほしい。 だがそう言える日を作ること、つまりこんな酷い状況を一日も早く終わらせ、過去のものにすることは、ぼくたち日の有権者の責任だ。 そうなるまで、今年の出来事を決して忘れてはならないのは、「足を踏んだ」ぼくたちの側なのだ。 以下、情報を転載します。 いずれの情報も、転載・拡散歓迎と聞いております。 転載大歓迎重複御免 「朝鮮学校への高校無償化

    転載・朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモ - Arisanのノート