僕のブログをみた読者からメールが届きました。 掲載します。 最近、やたらと「格差社会」だの、「勝ち組、負け組」だのといった言葉を耳にする。特に小泉政権が進めた構造改革路線によって所得格差が広がったと指摘する声が聞かれる。先の衆議院千葉7区補欠選挙でも、いつの間にか争点が「格差社会の是非」となり、民主党や共産党の候補者は「負け組ゼロの社会をつくろう」と叫んでいた。 だが、日本が資本主義社会である以上、当然のことながら格差が出てくる。格差のない社会は、「誤った平等」が蔓延する共産主義社会である。共産主義は、ノルマで決められている労働をすれば必然的に収入を得ることができるが、ノルマ以上の労働をしても何の見返るもえることができない。その結果、工場だろうが農場だろうが、人々は働く意欲を失い、国の生産力、活力が低下し、やがて国家破綻へと向かう。 一方、資本主義は、働けば働いただけ収入を得られる