桜宮高校普通科の説明会に参加した受験生や保護者ら=3日午前、大阪市都島区、代表撮影 体罰問題を受け、体育科とスポーツ健康科学科を普通科に切り替えて入試を行うことになった大阪市立桜宮高校で3日、受験生と保護者を対象にした学校説明会が開かれた。263人が参加し、新年度からのカリキュラムの内容について、市教委の説明を聞いた。 桜宮の体育系2科はカリキュラムと結びついた強い部活が特色だったが、「暴力指導が横行していたスポーツ指導は一から見直すべきだ」との橋下徹市長の要請で、当面すべての部の活動を停止。新年度からは勝利至上主義とは一線を画した新しい授業をする計画だ。 だが市教委によると、強い部活にひかれて受験を決めた子が多く、質問は「部活はいつ再開するのか」「顧問はどのくらい入れ替えるのか」に集中。いずれも詳細は決まっておらず、担当者は「近日中に部活再開に向けて動く」「教員の異動の詳細は未定」
ロンドン五輪代表を含む柔道女子のトップ選手15人が、園田隆二代表監督(39)=辞任=らから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、柔道界が激震に見舞われている。「女三四郎」と呼ばれ、日本の女子で初めて世界選手権を制した筑波大大学院の山口香准教授(48)に、今回の暴力問題や今後の再発防止策について聞いた。 --学校現場での体罰が問題になる中、今回トップアスリートの強化の現場での暴力が明らかになった 「柔道だけではなく、スポーツで暴力や体罰は認められないと、もともと思っていた。今回の件で分かったように、どんなエクスキューズ(言い訳)があってもある程度成熟した大人には通じない。スポーツ現場全体で体罰や暴力はあってはならない」 --園田隆二監督が辞任した 「(辞任で)一件落着のように思うかもしれないが、(告発した)選手が望んでいるのは選手の話を聞いて、何があったかを明らかにすることだ。そ
安倍晋三首相は、1月31日の衆院本会議の代表質問で日本共産党の志位和夫委員長が社会保障削減計画の中止を求めたのに対し、「ご指摘の社会保障の削減計画というものは存在しない」と答弁しました。しかしこれはまったく事実に反します。 まず政府は、社会保障全体の削減の突破口として生活保護を削減しようとしています。毎月の生活費をまかなう生活扶助基準を3年間かけて段階的に7・3%引き下げ。さらに、今国会に生活保護法改悪案を出すとしています。 自公民3党が強行した「社会保障制度改革推進法」には、公的医療保険や介護保険の範囲を狭めることが盛り込まれ、今後具体化が議論されます。 介護では厚労省はすでに、利用料引き上げ、サービス削減などの改悪メニューを示し、2014年の通常国会に改悪法案を出す方針を明らかにしています。 「社会保障制度改革推進法」には終末期医療の見直しも明記されています。これが、「経費を節減する」
社民党の党本部が入っていた社会文化会館=東京・永田町 社民党の本部が入っていた社会文化会館(東京都千代田区)で昨年中に実施された耐震診断費用の一部に、東日本大震災の復興予算が使われていた。社民党は復興予算が被災地以外の事業に流用されていた問題を批判してきたが、姿勢が問われそうだ。 社民党は昨年6月に始まった耐震診断のため千代田区に助成を申請し、費用の全額約850万円が公費で賄われた。このうち3分の1の280万円余りが今年度の復興予算の「全国防災対策費」から拠出され、残りは東京都が助成した。この助成制度は東日本大震災後に拡充され、国費からも支出されるようになった。昨年11月に使用不可と診断され、社民党は先月26日に党本部を引っ越しした。 また、昨年12月にはこの制度を活用し、1億数千万円に上る社会文化会館の解体費用の助成を千代田区に申請した。区はその約2週間後、約3分の1の助成決定を党
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く