大阪都構想の実現に向け大阪市の橋下市長らは、2回目のヒアリングを行い、有識者からは「大阪は、競争しない心地よさを感じながら徐々に衰退している」として、大阪の成長を目指すために、都構想の実現が必要だといった指摘が出されました。 去年11月に続いて行われた2回目のヒアリングには、府と市の特別顧問ら、4人の有識者が出席し、大阪市の橋下市長と大阪府の松井知事に対して、都構想の実現の意義などを説明しました。 このなかでは「海外の都市と競争しなければならない時代にいまの大阪は競争しないという心地よさを感じながら徐々に衰退している。心地よい衰退を選択するのか繁栄を目指すのかが問われている」としたうえで大阪の成長を目指すために、都構想の実現が必要だなどといった指摘が出されました。 これに対し、橋下市長は「都構想に反対する人たちは『都構想は必要ない』と言うだけで、いまの府と市のままで、他の都市との間の競争に
アメリカでは現在、南部から東部一帯を大寒波が覆い、各地で記録的な寒さとなっている。この寒さは今後も数日続くと予想されている。
チュニジアのラライズ首相は9日、マルズーキ大統領に辞表を提出したと明らかにした。同国のイスラム系与党アンナハダは昨年、世俗主義派との対立による政治混乱を受け、野党勢力との間でメフディ・ジョマア産業相を首班とする実務者内閣樹立などで合意。この日のラライズ氏辞任は、今月14日を期限とする新憲法制定作業に一定のめどが立ったためとみられる。
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、細川護煕元首相の出馬の可能性が注目されている。 細川氏は民主党の出馬要請を断ったものの、同氏周辺で「脱原発」を唱える小泉元首相と連携できれば「勝機はある」といった見方が急浮上しているからだ。 細川氏周辺によると、同氏は最近、知事選出馬について「五分五分だ」と述べているという。小泉氏との協議にも意欲を示しているとされる。 こうした状況を踏まえ、民主党都連は9日、細川氏が出馬すれば支援する考えで一致した。都連会長の松原仁国会対策委員長は、党本部で記者団に「(細川氏は)熊本県知事の手腕が評価されて首相になり、国際社会に通用する顔を持つ。都政を担うにふさわしい候補者だ」と語った。 民主党は8日、舛添要一・元厚生労働相の支援検討を決めたが、自公両党も舛添氏を支援する見通しで「相乗り批判」を受ける恐れがある。細川氏なら批判をかわせるとの思惑もあるようだ。も
「ドグラ・マグラ」の初期原稿には、推敲による修正箇所が確認できる。裏面に杉山龍丸氏が書いた文字が透けて見える 福岡市出身の小説家、夢野久作(本名杉山直樹、1889~1936年)が10年の歳月をかけて書き上げた代表作「ドグラ・マグラ」の初期自筆原稿が見つかった。推敲(すいこう)を重ねた同作の草稿は数多く残っているが、初期のものはほとんどない。出版されたものにはない文章もあり、探偵小説三大奇書として知られる名作の変遷がわかる貴重な資料だ。 久作らの功績を検証しようと昨年発足した「夢野久作と杉山三代研究会」(福岡県筑紫野市)の会員が昨年十一月、九州大学記録資料館が保管している久作の長男、杉山龍丸さん(故人)の遺品にあった原稿用紙四百四十四枚の中から見つけた。龍丸さんは、久作の原稿の裏紙を随想などのメモ用紙に使い、そのまま保管していたとみられる。久作研究者の大鷹涼子さん(35)が筆跡などから久作の
高校生4人を逮捕、住宅を襲撃…女性の口ふさぎ「金があるのは分かっている」、包丁を見せて暴行し5千円奪う 女性の親族が通報「家の中めちゃくちゃに」 4人は地元の知人同士で16~18歳
防災科学技術研究所は10日、千葉県の房総半島沖で、地下のプレート(板状の岩盤)がゆっくりと滑る「スロー地震」を観測したと発表した。 この地域で観測したのは約2年2か月ぶり。同研究所は「房総半島周辺では、念のためしばらく地震に注意してほしい」と呼びかけている。 スロー地震は、プレート境界が約1週間かけて10センチほどずれる現象で、その間に、マグニチュード(M)4~5程度の地震が誘発される危険性が高まる。今回は1月2日頃から滑りはじめ、すでに周囲でM4程度の地震が数回起きた。 同研究所の関口渉次・地震・火山防災研究ユニット長は「すでにプレートの滑りは小さくなっており、スロー地震は収束に向かっていると考えられる」と話している。
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安倍首相、靖国再参拝に意欲=「批判あっても責任果たす」 安倍晋三首相は8日夜のBSフジの番組で、靖国神社参拝について「たとえ批判されることがあったとしても(首相として)当然の役割、責任を果たしていくべきだろう」と述べ、在任中の再参拝に意欲を示した。首相は「その上において(真意を)説明していくべきだろう」と語り、米中韓各国などの理解を得るために努力していく方針を強調した。 〔写真特集〕宰相の系譜〜明治・大正から現在〜 首相は、戦没者の冥福を祈り、不戦の誓いをするのは国のリーダーとして当然との考えを改めて説明。「今、私が言ったことはどこか間違っているか。間違っていないのであれば、誰かが批判するからそうしないということ自体が間違っている」と力説した。 一方、国立追悼施設に関して「たくさんお金を掛けて『今度はこっちですよ』ということが成り立つかどうかも含めて慎重に検討していくべきだ」と語り、
商売繁盛の神様で「えべっさん」の愛称で知られる兵庫県西宮市の西宮神社で、一番乗りの参拝を目指して参拝者が本殿まで一気に走り抜ける新年恒例の「福男選び」が行われました。 商売繁盛を祈願する「十日えびす」に合わせて毎年、西宮神社で行われている「福男選び」は、江戸時代から今の形になったと言われています。 一番乗りの参拝を目指して神社の門から境内を走り抜け、いち早く本殿に到達した人がその年の福男として認められます。 ことしはおよそ1500人が参加し、午前6時に太鼓の音を合図に神社の門が開かれると、参拝者たちは本殿までのおよそ230メートルを一気に走り抜けました。 最も早い「一番福」になったのは、尼崎市の大学生、京田世紀さん(19)で、上位3人がことしの「福男」に選ばれました。 京田さんは「うれしいです。みんなで笑って楽しい1年にしたい」と話していました。 このあと、本殿の前では3人の福男が酒だるを
派遣社員やパートなど非正規労働者の数が過去最多を更新し続け、四割に近づいている。安倍晋三首相は経済政策の成果として、雇用の改善を挙げるが、実態は非正規労働者の急増に支えられ、正社員など正規雇用は減っている。安倍政権は企業の競争力を強化するため、正社員のさらなる減少につながる政策も推し進めようとしている。 (横山大輔) 首相は年明け後も景気の回復を強調し、七日の会合では「今年も経済最優先で日本経済をしかるべく成長させていく」と述べた。だが、少なくともその恩恵は国民全体にまで広がっていない。 総務省の労働力調査によると、非正規雇用者は昨年十一月時点で、千九百六十四万人と過去最多になった。雇用者全体に占める割合も増加傾向が続き、政権発足直後の昨年一月と比較して1・9ポイント増の37・2%。働く人の三人に一人が非正規雇用という水準を大きく超えている。
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