カリブ海の島国ハイチ沖で見つかった沈没船の残骸が、1492年に米大陸に到達した探検家コロンブスの旗艦「サンタマリア号」である可能性が出てきた。米国の海洋研究者が13日、発表した。 ロイター通信などによると、米マサチューセッツ州の研究者らが2003年に発見し調べていた。研究者らは、見つかった海域が同号が約500年前に沈んだ場所とコロンブスが説明していた場所と一致すると指摘。地理学、考古学的な証拠などから「サンタマリア号の残骸であることを強く示している」と話した。 サンタマリア号は1492年末にハイチ沖で座礁し放棄されたとされる。 残骸と確認されれば歴史的発見となるが、一部からは「さらなる検証が必要」と慎重な意見も出ている。ロイターによると、ハイチ当局者は否定的な見方を示しているという。(共同)世界遺産そっくり!?大分「宇佐のマチュピチュ」 評判に沸く地元に行ってみた