日本相撲協会の元放駒理事長で、大相撲の元大関・魁傑の西森輝門さんが、18日、東京都内の病院で亡くなりました。 66歳でした。 西森さんは山口県出身で、昭和41年秋場所で初土俵を踏み、昭和46年秋場所で新入幕を果たしました。 昭和50年初場所後に大関に昇進したほか、幕内では2回の優勝を果たしました。 また大関陥落を2回経験し、昭和54年初場所を最後に引退しました。 引退後は、放駒親方として後進の指導に当たり、横綱・大乃国などを育てました。 その後、平成22年に体調不良を理由に辞任した武蔵川理事長の後任として、日本相撲協会の理事長に就任しました。 在任中は八百長問題など不祥事への対応に追われる一方、相撲協会の組織改革に取り組み、おととし退任しました。 関係者によりますと、西森さんは18日に都内でゴルフの練習中に倒れ、病院に搬送されましたが午後3時20分すぎに亡くなったということです。 北の湖理