「もうやめませんか? こういう状況は。変えていきませんか? 今の僕たちの状況は、なんとか生き残ってる、なんとかサバイヴしてるって状況です。でも、本当はサバイヴなんてしたくないんですよ。ちゃんと誇りもって人間らしく生きたいんです。だから、最低限生活できるような給料を、国が保障しなければいけません。ある程度ゆとりが持てて、将来が見通せるような生活を、社会が保障しなければなりません。低賃金で劣悪な働き方を規制して、なくしていかなければなりません。それが最低賃金1500円ということなんです」 AEQUITAS(エキタス)の中心的メンバーである原田仁希氏(26歳)が言うと、集まった人々から「そうだ!」と声が上がった。3月20日、新宿アルタ前。この日行われたのは「最低賃金1500円」を掲げるエキタス新宿街宣。 この日、そうそうたるメンバーが応援に駆けつけ、スピーチした。 最初にマイクを握った東大教授の