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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (112)

  • きまぐれな日々 安倍政治の目玉「教育改革関連三法案」の真の狙い

    5月17日の記事 「アベシンゾーと丸川珠代のヘラヘラツーショット(笑)」 の末尾でもちょっと触れたが、18日に衆院を通過した教育改革関連三法案について、「サンデー毎日」5月27日号にわかりやすい記事が出ているので、これを紹介したいと思う。 まず、この「教育三法案」の骨子を以下に示す。 学校教育法改正案 昨年12月成立した改正教育法を踏まえ、義務教育の目標として「我が国と郷土を愛する態度」「規範意識や公共の精神などに基づき社会に参画する態度」などを明記組織運営強化のために小、中学校などに「副校長」「主幹教師」「指導教諭」を置くことができる教育水準向上のために学校は、教育活動などについて学校評価を行い改善を図る 地方教育行政法改正案 教育委員会の法令違反や怠りにより、緊急に生徒らの生命を保護する必要が生じた場合、教委に対する文部科学省の是正指示権を新たに規定生徒らの教育を受ける権利が侵害さ

  • きまぐれな日々 5月13日は祝電記念日♪

    今日、5月13日は、「AbEnd」にとってとても重要な日だ。 5年前の2002年5月13日、当時内閣官房副長官だった安倍晋三は、早稲田大学で行われた講演会で、「戦術核の保有や使用は憲法違反ではない」という、驚くべき発言をした。 これは、「サンデー毎日」の2002年6月2日号で、「政界激震 安倍晋三官房副長官が語ったものすごい中身?核兵器の使用は違憲ではない」 というタイトルの記事でスクープされ、世に知られるところとなった。 当ブログでもこの件については何度も取り上げている。1月17日の記事でも取り上げた、宮崎学さんの著書 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』 (同時代社、2006年) から再度引用する。 (サンデー毎日の)特集記事は、安倍がこの年の5月、早稲田大学で行った講演内容を報道したものである。そこで安倍は「ものすごい」ことを語っていた。田原総一朗が「有事法制ができても北朝鮮のミサイル

  • きまぐれな日々 東京都知事選の結果と安倍内閣支持率、そして憲法問題

    4月に入って、それまでずっと低落する一方だった安倍晋三内閣の支持率が上昇に転じた。 4月14, 15日の共同通信調査では、支持率が前回の39.9%から44.2%、4月27?29日の日経済新聞調査では前回の43%から53%へ、4月28, 29日の毎日新聞調査では前回の35%から43%へと、それぞれ上昇した。 マスコミによる調査の信頼性自体には、もちろん問題はあろうが、支持率の絶対値はともかくとして、安倍内閣の支持率が上昇したことだけはよく認識しておかなければならないと思う。 つまり、安倍に反対する側にとっては、内閣支持率上昇という事実を冷静に受け止める必要があるということだ。 私は、内閣支持率上昇に影響を与えた要因のうちもっとも大きかったのは、さる4月8日に投票の行われた東京都知事選の結果だと思う。 この選挙で、極右にしてレイシストである石原慎太郎が圧勝した。これには、反石原陣営が統一候補

  • きまぐれな日々 理屈の通じない答弁をした伊吹文明文科相に唖然

    4月20日に衆議院の教育再生委員会における菅直人・民主党代表代行の質問に対して、安倍晋三首相が例によって切れて醜態をさらしたことが話題になった。下記「衆議院TV」の動画で参照することができる。 http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=34890&media_type=wb〈=j&spkid=905&time=04:10:51.2 この質疑応答において、菅氏に、「自由主義史観」の創始者にして「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の藤岡信勝を知っているかと質問されただけで、安倍がぶち切れたのにはあっけにとられた(前記動画ファイルの25分20秒?25分40秒)。「きっこの日記」(4月21日)は、これを「小学生並みなアベシンゾーの痴態」と評している。 ところで、この質疑応答で私が安倍に対してと同じくらい呆れたのが、伊吹文明文科相の答弁だった

  • きまぐれな日々 祝!注目の国立市長選で関口博さんが当選!

    今回の統一地方選後半戦および参院補選の中で、私が最も注目していたのは、東京の国立(くにたち)市長選だった。 結果は下記の通り。 国立市長選 有権者 57,936人 投票率 57.77% 開票終了 関口  博  無新 14,707票 (45.0%) 嶋津 隆文  無新 13,701票 (41.9%) 山下 容子  無新  4,268票 (13.1%) 国立市民は、上原公子市政の継承を求め、石原慎太郎的地方行政に「NO」の意思表示をしたということだと思う。 関口博さんの当選を祝したい。 [当ブログの関連記事] 『注目! 国立(くにたち)市長選』 (2007年3月26日) http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-293.html 『注目! 国立(くにたち)市長選(2)』 (2006年4月14日) http://caprice.blog63.fc2.com

    holyagammon
    holyagammon 2007/04/23
    祝!
  • きまぐれな日々 長崎市長を射殺したテロの「真犯人」

    17日に起きた暴力団員による伊藤一長(いとう・いっちょう)長崎市長射殺事件の謎は、深まる一方だ。 当初からずっと、マスコミは「犯人(山口組系水心会会長代行・城尾哲弥)の個人的恨みによる犯行」だとしている。 たとえば、下記朝日新聞の記事がその例だ。 http://www.asahi.com/special/070417a/SEB200704180035.html (リンクが切れている場合は、下記まで) この記事には、『県警は、動機に暴力団の組織的な背景はなく、同容疑者が市の対応に個人的な恨みを募らせて市長を狙ったとの見方を強めている。』 と書かれている。 しかし、上記朝日の記事より新しい、4月20日付の四国新聞によると、『城尾容疑者と市のトラブルは市長に報告させておらず、市幹部や市長の親族らは「(市長は容疑者と)面識はなく、個人的な恨みを持たれるはずはない」と証言している。』とのことだ。報道

  • きまぐれな日々 藤原紀香、太田光... 次々と石原慎太郎に屈する芸能人たち

    「安倍晋三を 『the End!』 させよう!」という合言葉のもと、昨年6月にスタートした 「AbEndキャンペーン」 の提唱者、美爾依さんのブログ 『カナダde日語』 から連日リンクを張っていただいている。 同ブログの3月度アクセス解析では、当ブログ経由の 『カナダde日語』 訪問が多かったとのことだが、逆に当ブログの 『カナダde日語』 経由のアクセスは、昨年7月から今年3月までの9か月のうち実に8回まで、「Google」 「Yahoo!」の2大検索エンジン経由に次ぐ第3位を記録している(昨年11月だけは、『成城トランスカレッジ!』 経由に次ぐ第4位だった)。「AbEnd」キャンペーンを通してずっとお世話になっているブログといえる。 その 『カナダde日語』 の最新の記事 『石原を応援する藤原紀香のあさはかさ』 でも、当ブログの記事 『誰が「音楽文化・芸術を大切に」してるんだ

  • きまぐれな日々 「心でっかち」の話

    今日は、前々から取り上げたいと思っていた「心でっかち」の話を紹介する。 「心でっかち」という言葉を私が知ったのは、昨年10月3日の朝日新聞に掲載された根清樹編集委員の記事「政態拝見 『心でっかち』 教育再生への一つの視点」である。 以下引用する。 頭でっかちならぬ、「心でっかち」という言葉をご存じだろうか。 たとえば、いじめが学校で横行する。それは、彼らの心の荒廃のせいだと一刀両断にする。 いじめや犯罪をなくすには、彼ら一人ひとりに心を入れ替えさせさえすればいい。 心が、すべて。こういう思考の傾きを、心でっかちという。戦争中の「精神主義」に、その極端な形がある。 政治の世界で、道徳教育や愛国心教育の必要性を唱える声が一層大きくなりそうな折から、気になる言葉である。 この言葉をつくったのは、北海道大学の山岸俊男教授(社会心理学)だ。 (中略) 山岸教授が語る。「心の問題はもちろんあるが、考

  • きまぐれな日々 戦争の記憶が、この国を特別なものにしてきた

    安倍晋三が総理大臣になり、「改正教育法案」を可決、成立させてしまった悪夢のような出来事があった2006年も、残すところ今日と明日の2日間だけとなった。 個人的には、今年は「AbEnd」の年だった。従来、掲示板政治に関する発言を行ってきたが、影響力が全くといってないのにしびれを切らし、ブログに参入したが、参入当時の今年4月は、権力によって耐震偽装事件やライブドア事件の追及が下火にされていた頃で、細々と声をあげているに過ぎなかった。それが、村上世彰逮捕、安倍晋三の統一協会への祝電事件などでようやくテーマが設定でき、発言を活発化させていたところに美爾依さんの「カナダde日語」が呼びかけた「AbEndキャンペーン」に応じ、反安倍晋三のブログ運動に深く関わった。 もともと私は、もう4年ほど前から安倍晋三なる政治家が大嫌いで、それも、生まれてこのかたもっとも嫌いな政治家といえるほど徹底的に安倍

    holyagammon
    holyagammon 2006/12/31
    魚住昭著「国家とメディア」(ちくま文庫、2006年12月)
  • きまぐれな日々 安倍内閣の支持率が下がり、政権内部にも軋みが生じ始めたぞ!

    安倍晋三内閣に次々とスキャンダルが噴出している。今度は、佐田玄一郎行革相の政治資金疑惑が飛び出した。来年から日記が有料化されるため、私を含む大部分の読者にとって今後は読む機会がなくなる勝谷誠彦が、この件を日記に取り上げているので、惜別の意味を込めて以下に紹介する。 ただの政治資金報告書の記載の問題ではなくこの話は相当スジが悪い。報道されることがわかった時点で官邸はパニックになったという。復党問題や道路特定財源それに間税調会長の進退などでいずれも時間をかけすぎて求心力をなくしている官邸は今回はとにもかくにもトカゲの尻尾切りに動いたようだ。安倍さんべったりの産経新聞だけが今朝の朝刊一面で<佐田行革相、辞任へ> http//www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/061227/skk061227000.htm と新聞辞令をぶち上げていることで明らかである(笑)。もっとも

    holyagammon
    holyagammon 2006/12/28
    「安倍内閣は、こうして巨大与党内部や官僚たちから、強烈な揺さぶりをかけられているように思える。」
  • きまぐれな日々 安倍晋三が「教育基本法改定」にこだわる理由

    最近は、ニュースが報じられるたび、「誰がどういう意図でこのニュースをリークしているのか」と考えるようになった。それくらい、情報の流れが妙に不自然なのだ。 それまで、北朝鮮北朝鮮と連呼していたニュース番組から、ぱったりと北朝鮮の名前が途絶え、代わって、突如として高校の必修科目の未履修問題が声高に叫ばれるようになった。 私などは、あっ、これは安倍晋三が執念を燃やしている教育法改定のためのキャンペーンの幕開けだな、と最初からしらけた気持ちでニュースに接していたのだが、某有名コラムニスト氏はうれしそうにこのニュースに飛びつき、自身がネット上に持っている日記で、未履修を報じられた東北の名門公立高校の元教頭をあげつらうなど、連日この件を取り上げていた。 この話には面白いオチがある。その数日後、コラムニスト氏が卒業した高校でも未履修が発覚し、そればかりかその高校にはそもそも家庭科の教室がなく、数十

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    holyagammon 2006/11/14
    「「なんとなく」安倍を支持している人には、「安倍支持やめますか、それとも人間やめますか?」と言いたい。」
  • きまぐれな日々 安倍晋三の正体

    昨日も紹介した、金曜日刊『安倍晋三の性』は、なかなか良いだ。安倍晋三批判には欠かせない書籍だといえると思う。 たとえば、6月以来話題になり、「AbEnd」キャンペーン開始のきっかけにもなった、安倍の統一協会への祝電事件は、このに詳しく書かれている(22ページから26ページ)。また、「反戦な家づくり」さんが指摘し、9月2日の「きっこの日記」で取り上げられたことで有名になった、勝共連合(統一協会の下部組織)の創始者・故久保木修己の遺稿集「美しい国 日の使命」と、安倍の恥書「美しい国へ」との類似も、「週刊現代」2006年9月30日号の記述を引く形で取り上げている(「週刊現代」の記事には、ネットから得た情報だと明記されている)。 そして、安倍は反社会的団体である統一協会・勝共連合と実際でも考え方でも深い関係にある「あぶない」極右政治家なのである。 と断定しているのだ。ここまで痛快に書いてく

    holyagammon
    holyagammon 2006/11/05
    週刊金曜日刊「安倍晋三の本性」買わねば!