7日(水)のこと。鰤かまの美味しいところを塩焼きにした夕食を終え、いつものクローズアップ現代がちょっと興味を持てなかったので、止めてチャンネルを動かすとNHKのBS-2に国宝・米朝師が映る。やけに若い。と思ったら隣にいるのは桂枝雀で、そのまた横に立っているのは司会をしている坂本九だ。もう既に二人とも鬼籍に入っている。 なんだろうこれは、と思うところに小沢昭一がこれまた若々しく登場する。この二人の接点は一体なんだろうと思ったら、あの正岡容だというのである。勿論こんなことは落語の世界に昔からお詳しい方々であれば十分承知の助なんだろうが、そっち方面に少しの機転も聴かなかった私にとっては知らないことだらけなのである。 桂米朝、小沢昭一、大西信行、永井啓夫というところがみなさん正岡容門下ということになっているらしい。この番組の中の話ではもちろん小沢昭一の学友、加藤武も名前が出てくる。米朝が「(この番