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昭和の商店街を再現! 拡大画像 西武園ゆうえんちの新しいキービジュアル(画像:西武鉄道)。 西武鉄道と西武園ゆうえんち、地方創生に取り組む刀は2020年10月28日(水)、西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)のリニューアル概要を発表しました。 コンセプトは「心あたたまる幸福感に包まれる世界」です。新しい「西武園ゆうえんち」は、1960年代の日本の街並みを再現し、そこで暮らしているかのような人々とのインタラクションを楽しめるといいます。 エントランスは、当時の人々の生活の足として活躍した本物の路面電車が置かれます。車両は長崎電気軌道から譲渡される1050形電車(元仙台市電)の1051号車です。 路面電車の先には商店街の街並みが広がります。八百屋の店主や交番のお巡りさんといった人々が、街を舞台にライブ・パフォーマンスを展開。来園客自身も、傍観者ではなくいつの間にか熱気にあふれるこの世界の一員になっ
12系客車(12けいきゃくしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1969年(昭和44年)から1978年(昭和53年)まで製造した急行形座席客車のグループである。 当初は、1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)輸送を念頭に、臨時列車・団体列車を含めた波動輸送用車両として開発・製造された[1]。 内外装にそれまでの客車とは一線を画す新しい機構を数多く取り入れ、本形式の設計はその後の国鉄客車の基本となった。また同時期に登場したキハ65形気動車にも、12系の基本設計が流用されている。 当時は動力近代化計画の進展によって、電車・気動車が旅客輸送の主力となっていた時期であるが、あえて客車として製造されたのは以下の理由による。 臨時列車や団体列車などは多客期の運転が多く、閑散期には車両を車庫で留置しておかざるを得ない。このような用途に動力装置を持つ電車・気動車を増備することは、製造・保守のコスト
1964年に登場した初代東海道新幹線「0系新幹線」車両。当時多くの人が白黒テレビで運転開始のニュースを目にしたことだろう。その0系新幹線が、テレビ画面で見た“モノクロ”の姿で鉄道玩具『プラレール』の車両になった。 青と白のツートンカラーだった0系新幹線は、1964年10月1日の東海道新幹線開業とともに営業運転を開始した。1964年は東京オリンピックが開催され、日本の経済が大きく発展した。 モノクロ特別仕様のプラレール0系新幹線は「ぼくもだいすき! たのしい列車シリーズノスタルジックTOKYO 0系新幹線」として、6月中旬に発売予定だ。東海道新幹線開業当時の記念切符を模したプラレール特製の“記念切符”付き(実際には使用できない)。希望小売価格は税抜3000円。1964年開業時の0系新幹線 《高木啓》
このところ「不要不急」という言葉を聞く機会が増えた。理由は言わずと知れた新型コロナウイルス。国や各地の自治体が感染の拡大を抑えるため、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけている。4月8日には緊急事態宣言が発令され、対象地域に指定された7都府県の知事は住民に対し、外出の自粛を要請できるようになった。 日本経済新聞を除く全国4紙で「不要不急」の言葉を使っている記事の数を調べてみたところ、2019年12月は約10本だったのに対し、2020年1月は約60本、2月は約250本と急速に増加。3月は約600本に膨れあがっている。 使われる機会の少ない言葉だが、鉄道の歴史を少しでもかじっている人なら「不要不急線」を連想するのではないだろうか。戦時中の1940年代前半、政府の命令によって休止、もしくは廃止された鉄道路線のことだ。 戦時中に約300kmの国鉄線が休止 国鉄線の場合、計約300kmに及ぶ約21線
横浜市は、横浜市営地下鉄ブルーラインを延伸する事業を進めている。現在の終点あざみ野駅から、川崎市内を通り、小田急電鉄の新百合ヶ丘駅まで延伸する。 横浜市営地下鉄ブルーライン、延伸予定の概略ルートと駅位置図(2020(令和2)年横浜市・川崎市記者発表資料より) 延伸区間「あざみ野~新百合ヶ丘」の新駅予定地は、嶮山(けんざん)付近、すすき野付近、ヨネッティー王禅寺付近、新百合ヶ丘駅南口付近の4カ所で、駅名は未定。延伸区間の移動時間は、現在、路線バスを利用すると約30分だが、同区間の地下鉄が開通すると、約10分に短縮される。 横浜市営地下鉄の歴史、新ルートが決まるまで 特集をもっと読む 横浜市営地下鉄は1972(昭和47)年に伊勢佐木長者町駅-上大岡駅間が1号線として開業後、5回の延伸を経て、1999(平成11)年の第6期開業時に現在の路線になった。ブルーラインは、湘南台駅 - 関内駅間の1号線
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saka_matsumi @matsumi_saka 今から50年前、建設中の東西線行徳駅付近。整理中の区画も水が溜まるばかりでまだ未開発。メトロニュースNo.35(1968年3月)より。 pic.twitter.com/HClIMCaJfB
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "桜木町事故" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2022年5月) 桜木町事故(さくらぎちょうじこ)は、1951年(昭和26年)4月24日13時45分頃、神奈川県横浜市の日本国有鉄道(国鉄)東海道本線支線(京浜線。現在の京浜東北線及び根岸線の一部)の桜木町駅[注釈 1]構内で発生した列車火災事故。死者106人、負傷者92人に及ぶ被害を出した[1]。 出火原因は電気工事作業員のミスにより垂れ下がっていた架線に列車が接触してショートしたことであるが、乗客は非常時にドアを自力で開けることができず、また隣の車両へ移ることも、窓から脱
通勤電車の標準化が進んでいる。JR東日本のE231系をベースに東急電鉄5000系や相模鉄道10000系などの車両が製造され、それがきっかけで日本鉄道車輌工業会が定めた通勤・近郊電車の標準仕様ガイドラインの礎になった。このガイドラインを考慮しつつ、日本の鉄道車両は技術を競っている。 ここまでは前回紹介した話だ。車両メーカーは違うけど、なんとなく似た車両が増えている。 ところで、戦後のある時期、いくつかの私鉄が国鉄と同じ形式の車両を導入したことがある。似ているではなく、まったく同じ形式だった。物資の不足が理由だけど、その結果、日本の電車の歴史にとって重要な出来事となった。 国鉄63系電車(車号「モハ63638」。2011年、リニア・鉄道館の取材時に撮影) その国鉄形電車は「63系電車」と呼ばれた。車体長20m、片側4扉の電車だった。当時、国鉄の電車は5桁の数字で番号が与えられていた。万と千の位
湘南エリアを中心に駅弁を販売し、「鯵の押寿し」とサンドウィッチが有名な大船軒。1898(明治31)年に大船駅で営業を開始した老舗だ。 湘南の老舗「大船軒」の暖簾(のれん)がかかる立ち食いそば屋 当初、サンドウィッチに使うハムは輸入品だったが、後に国内で「鎌倉ハム」の製造を開始し、評判となって注文が殺到したことから「鎌倉ハム富岡商会」を設立したという逸話もある。相模湾の鯵を使った押寿し弁当も人気で、湘南のご当地名物にもなっている。その大船軒の立ち食いそば屋を訪ねてみた。 JR藤沢駅の東海道線ホーム、階段の下側のスペースに「大船軒」の店舗がある。入口の天井が低く、腰をかがめないと入れないようなコンパクトな立ち食いそば屋だ。店の中は4~5人入れる程度のスペースで、知らない者同士、肩を寄せ合いながらそばをすする。 階段下のこじんまりとしたスペースにある店舗 券売機はタッチパネル方式。そば以外のメニ
コミックマーケットなど大規模イベントの会場として有名な東京ビッグサイト。そのアクセス手段のひとつ、東京臨海高速鉄道りんかい線には、もともと「京葉貨物線」として建設された区間がある。JR京葉線とは「生き別れたきょうだい」ともいえる関係にある。線路はつながっているというのに、なぜ分断されてしまったか。 りんかい線と京葉線の路線略図(国土地理院地図を加工) りんかい線は大崎駅と新木場駅を結ぶ12.2kmの路線。直行コースではなく、南へ迂回して大井町駅と品川シーサイド駅を経由する。東京ビッグサイトの最寄り駅は、東京ビッグサイトの正式名称をもとに「国際展示場」が駅名となっている。りんかい線は大崎駅からJR埼京線に乗り入れ、渋谷・新宿・池袋などのターミナル駅と国際展示場駅を乗換えなしで結ぶ。東京ビッグサイトで大きなイベントがあると、列車の増発も行われる。 JR京葉線は東京~蘇我間(43.0km)を結び
仁堀連絡船(にほりれんらくせん)とは、日本国有鉄道が広島県呉市の仁方港と、愛媛県松山市の堀江港との間を運航していた鉄道連絡船。仁方港は呉線仁方駅近く、堀江港は予讃本線堀江駅近くにそれぞれ位置していた。 利用が低迷したことから、戦後唯一赤字を理由に廃止された国鉄の航路である(他の航路廃止は橋梁やトンネルの開通で代替された事によるものである)。 もともと、戦後の混乱期に輸送力不足に陥っていた宇高連絡船の補助航路として開かれたものであるが、その本来の目的を果たしていたのは戦後の短期間に留まり、以後は鉄道連絡船としての存在意義の薄いまま、ローカル航路として推移した。終戦から5年経った1950年10月の時刻表では既に1日1往復となっている(その後、1日2往復体制となった)。このような航路であったため、専ら大島連絡船の余剰船で運航されていたという。あまりにもマイナーな立地で、国鉄職員でも知らない者が多
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「玉電」の愛称で親しまれた東急玉川線は、廃線からおよそ半世紀が経過した今もなお、そのかわいらしいフォルムなどから鉄道ファンや地元の人々の記憶に残り、愛され続けている。玉電は、2017年に開業から110周年をむかえ、2019年には廃止から50年が経過するが、現在その遺構はどの程度残されているのだろうか。玉電の廃線跡を探索する一日旅に出かけてみよう。 国道246号道路踏切を通過中の砧線の車両(昭和43年11月7日撮影。提供: 東急電鉄) 渋谷駅付近で在りし日の面影探し 玉電の歴史を概説すると、玉川電気鉄道によって玉川線(渋谷=玉川/現・二子玉川)が開通したのは、明治40(1907)年のことだ。天現寺線(渋谷=天現寺橋)、砧(きぬた)線(玉川=砧本村)、下高井戸線(三軒茶屋=下高井戸)、中目黒線(渋谷橋=中目黒)、溝ノ口線(玉川=溝ノ口/現・溝の口)の各支線を徐々に延長し、昭和4(1929)年に
本書は、イラストレーター・松原一己氏が精密にトレースしたトレインマークの中から、昼行・寝台・臨時の各特急のトレインマーク計364点を50音順で掲載した大事典だ。文字マークからヘッドマーク、ボンネット形といった形状の違いだけでなく、イラストの微細な差違まで精密に描き分けており、デザイナーでもある著者の視点による寸評も掲載。デザインだけでなく、各列車の略歴や愛称名の由来、トレインマークの見どころなども解説し、見るだけでなく読んでも楽しい本に仕上がっている。 イラスト入りのトレインマークは、1978年から電車特急、翌79年からブルートレインで採用され、列車名にちなんだカラフルなマークは一連の鉄道ブームを引き起こした。これらのトレインマークを掲載した本書は、1970~80年代に鉄道少年だった人には懐かしく、若い世代にとっては“昭和”を感じる一冊である。電車好きな人も、デザインやマークが好きな人も、
この路線図をネタにこの時代を少し読み解いてみます。 現在と異なっているのが、 ○国鉄線の「程が谷」→「保土ケ谷」 一昔前は「保土ヶ谷」でしたが近年は「保土ケ谷」表記要請もあり変更されています。 この駅は1887年(明治20年)7月11日に東海道本線が開業し「程ヶ谷駅」として開業し、1931年(昭和6年)10月1日に保土ヶ谷に改称します。 現在「保土ケ谷駅」は横須賀線の駅で、東海道線は止まりません。 1930年(昭和5年)3月15日に横須賀線が電化されたことをきっかけに通過駅となりました。 ○湘南電車黄金町駅→「京浜急行黄金町駅」 この路線図が発行された1930年(昭和5年)がポイントです。この年の4月1日に湘南電気鉄道が黄金町を始発駅として浦賀駅まで、また同時に金沢八景駅から湘南逗子駅まで開通しました。 翌年、湘南電気鉄道は隣の「日ノ出町駅」まで延伸、東から延伸した「京浜電気鉄道」と合流し
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