本日の日経平均株価は、朝方は一時150円超上昇したものの、中国株が軟調で後場に値を消す展開となり、前日比2円安の2万3629円と小幅に4日続落した。相場全体が軟調のなか、逆行高で上場来高値を更新した銘柄は88社だった。上場来高値を更新した銘柄は過去の売買による抵抗帯がなく、いわゆる“株価青天井”銘柄として注目される。 上場来高値を更新した主な銘柄は、4-12月期(3Q累計)税引き前利益が21%増益で着地したエムスリー <2413> 、今期経常利益を10期ぶり最高益に上方修正、配当も10円増額した信越化学工業 <4063> 、4-12月期(3Q累計)経常利益が5%増益とプラスに転じたプレステージ・インターナショナル <4290> など。そのほか、久光製薬 <4530> 、島津製作所 <7701> など39社は連日で上場来高値を更新した。 ※16年1月時点で東証1部、2部、マザース、ジャスダッ