男性官邸幹部と女性官僚が海外出張時に内部がつながった「コネクティングルーム」に宿泊した問題をめぐり、竹本直一科学技術担当相が19日の衆院予算委員会で、わずか30秒の間に答弁を百八十度転換させた。委員室は騒然となった。 【写真】衆院予算委で、立憲民主党の本多平直氏の質問に対する答弁内容を確認する竹本直一科学技術相(中央)=2020年2月19日午後1時42分、岩下毅撮影 和泉洋人首相補佐官と厚生労働省の大坪寛子官房審議官が、出張先のホテルで隣同士の部屋を行き来できる「コネクティングルーム」を利用していた問題が取り上げられた。 立憲民主党の本多平直氏がミャンマー出張の目的を追及すると、竹本氏は正当性を主張しようと勇み足をしたのか、「記録が残っています」と断言。本多氏はすぐに記録を提出するよう求めたが、竹本氏は「記録はないようであります」と答弁を一変させた。さらに、「私の所掌範囲でありませんので、