写真3 ルーティングの経路 一番上のノードがインターネットとのゲートウエイになっている。このノードに対して,右のノードから複数の経路でつながっているのが分かる。 ACCESSは2010年6月16日~18日まで東京ビッグサイトで開催中の「スマートグリッド展2010」において,IPv6によるセンサ・ネットワークの制御システムを実演した。「6lowpan-ND(Neighbor Discovery)」と呼ぶプロトコルを実装した試作機で,通信ノードの処理能力が低くても利用できるという(写真1)。 6lowpanは,IPv6を小電力・低処理能力のセンサ・ノード上で動かせるようにするための通信プロトコル。6lowpan-NDはノード同士で位置情報やデフォルト・ゲートウエイの情報を交換し,経路制御をするためのプロトコルである。Ethernetを前提としたIPv6にもNeighbor Discovery(