年も明け、就職活動が本格化し始めた。今年の就活のキーワードは「ホワイト企業」。労働条件がよいホワイト企業をいかに選ぶか、あちこちで喧伝されている。 しかし、新卒3年後離職率、残業時間、有給休暇取得率など、就業状況を表す指標だけで「会社選び」をするのは非常に危険だ。そもそも企業は利益を上げるために存在する。「貧すれば鈍する」という言葉があるように、業績が悪化し財務的な余裕がなくなると、最低限のことだけしか考えなくなる。たとえ今はホワイト企業でもあっという間にグレー企業、そしてブラック企業となってしまう。 財務力の充実はすべての企業活動の基本となる。財務をベースにした企業の力は、命の次に大事なおカネを託す株式投資の銘柄選びはもちろん、いちばん大事な人生を賭ける就職先選びでこそ、まず最初に見るべきであろう。 さて、この財務データを基に企業の真の企業の力を探ろうというのが、東洋経済が毎年作成してい
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