Intelは米国時間1月4日、同社製のプロセッサに影響する脆弱性「Meltdown」と「Spectre」に対応したパッチを公開し始めた。 Intelはプレスリリースで、次のように述べている。「PCやサーバなど、Intelのプロセッサを利用しているあらゆる種類のコンピュータシステムに向けて、Googleのセキュリティチーム『Project Zero』が報告した両方の脆弱性(MeltdownとSpectre)にシステムが影響を受けないようにするアップデートを開発し、急ピッチで配布している」 プロセッサに影響するこの2つの重大な脆弱性は、20年以上前から存在し、起動中のアプリのメモリからパスワードマネージャやブラウザ、メール、写真、文書のデータなどを攻撃者が盗めることが明らかになった。脆弱性を発見した研究者によると、コンピュータや携帯電話など、1995年以降の「ほぼすべてのシステム」が脆弱性の影