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万城目学に関するishiducaのブックマーク (1)

  • 万城目学「万感のおもい」 | レティシア書房 - 古書・ミニプレス&ギャラリー

    大阪出身で京都大学卒業の作家、万城目学には関西を舞台にした小説が何点かあります。京都が舞台の「鴨川ホルモー」、奈良が舞台の「鹿男あおによし」、大阪が舞台の「プリンセス・トヨトミ」など奇想天外な物語ながら小説を読む醍醐味に溢れた作品が多く、私の好きな作家の一人です。 今年、十数年ぶりにエッセイ集「万感のおもい」(夏葉社/新刊1760円)が出ました。その中に「京都へのおもい」と題した章があります。2017年に京都新聞に掲載された三点を含めたものですが、京都の夏の大文字送り火について書いています。これが名文です。 「大学に通うべく京都で下宿していた五年間のうち、送り火を見たのは二度だったけれど、あの肌を不快に押し包む夜の湿気、大文字山の斜面におぼろに浮かぶ炎の等間隔、火が消えると同時に訪れる寂蓼の気配、さらに給水タンクにおそるおそる立つ感覚は、今もって忘れられない。」 ん?給水タンク?? 「そう

    ishiduca
    ishiduca 2022/06/04
    "ところで、京都に長年住む人でも、五つの送り火すべてを同時に見た経験を持つ方は少ないのではないか。私は五つ、ひとときにみたことがある"
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