イングランド代表戦の国歌斉唱時、イラン代表選手らが沈黙の抗議 11月21日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でイングランド代表に2-6と敗れたイラン代表。試合前の国家斉唱時、イランの選手が国歌斉唱を拒否し、さらにファンから大ブーイングが鳴り響いた様子に、海外メディアから「世界で最も勇敢なチーム」の声が上がっている。 試合前に異様な光景が広がった。国歌斉唱時、イランの先発11人は沈黙を貫き、スタンドからはファンのブーイングが鳴り響く。これは、イラン国内で起きた抗議デモを支持する行為だったようだ。 イランでは、マフサ・アミニさんが首都テヘランでヒジャブ(頭髪を覆うスカーフ)を適切に着用していないとの理由から治安当局に拘束され、その3日後に死亡。それを機に国内で女性を中心とした抗議運動が起き、取り締まりが厳しくなっている。選手たちが国歌斉唱を拒否したのは抗議デモを支持するためと
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