●11月に移築、解体進む 浄土真宗中興の祖・蓮如上人の史料を展示する吉崎御坊蓮如上人記念館(あわら市)の国登録有形文化財「七不思議堂(ななふしぎどう)」が11月、新潟県妙高市の赤倉温泉に移築され、1棟貸しの宿に生まれ変わる。明治期に砺波市で築造、約40年前に現在地に移った古民家で、富裕層や外国人向けの宿泊施設とするため、不動産事業を手掛ける東京の民間企業が購入し、移築に向けた解体工事が進められている。 七不思議堂は、熊谷組社長や科学技術庁長官を務めた熊谷太三郎氏の妻の実家・根尾家の主屋として1881(明治14)年に砺波で建てられ、1979(昭和54)年にあわら市吉崎に移された。 建物は切妻造(きりづまづく)り、桟瓦葺(さんがわらぶ)きの木造2階建てで、砺波地方の伝統建築様式「アズマダチ」の構造と意匠を備え、2012年に国登録有形文化財となった。蓮如上人にまつわる民話を福井の伝統工芸品で再現
![七不思議堂が新潟で宿に 吉崎・蓮如記念館の登録文化財|地域|石川のニュース|北國新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4cc5a8258221f9454eb29e6f58cf6bddde76dfbd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhokkoku.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F8%2F600wm%2Fimg_f8e9e0780226c5383db5e835568cde8d271766.jpg)