婚活、妊活、美活……などなど、昨今の特に女性にはさまざまな“活動”が付きまといますが、そのなかでも最近、人生の最後を迎えるための活動、いわゆる「終活」をする女性も増えているようです。エンディングメッセージ普及協会理事長で、終活アドバイスを行っている安田まゆみさんが話します。 「’11年の震災以来、多くの人が、『明日があるかどうかは不確定だ』ということを身を持って感じました。大震災の余波はずいぶんとおさまってきてしまいましたが、やっぱりいつどこで自分がどうなるかなんてわからないですし、特に一人暮らしの女性であれば、いざというときのために自分の身の回りのことを誰かに残しておく必要があると思うんです。それを実践する人も増えています」 そこで、まずとりかかるのが、「自分の死後はこうしてほしい」という思いを綴る、「エンディングノート」の作成だとか。 「私たち『エンディングメッセージ普及協会』が作った
“オトナ女子”向けの終活本「Never Ending Note〜未来に残すエンディングノート〜」(集英社)の表紙(左)と使用例 いつか来る人生の終わりに備え、自分のことや大切な人へのメッセージなどを記しておくエンディングノート。これまで高齢者向けの印象が強かった分野だが、11年の東日本大震災をきっかけに、30〜40代の“オトナ女子”向けの「Never Ending Note〜未来に残すエンディングノート〜」(集英社)が企画され、昨秋発売された。すぐに重版がかかるほど、売り上げは好調で、同エンディングノートを使ったセミナーが半年の間に3回開催された。同書を手がけた同社女性誌企画編集部の田川久美さんに、制作の背景や人気の理由、その活用術などを聞いた。(毎日新聞デジタル) 【写真特集】“オトナ女子”向け終活本の使い方 同編集部は、11年5月に「未来に残すエンディングノート編集委員会」を発足。東日
マーケティング事業を行うライフメディアは、全国の60歳以上の男女を3,611名を対象に、終活・エンディングノートに関する調査を実施した。調査期間は2月7日から2月13日。 終活を知っている人は3割、エンディングノートを知っている人は7割 「終活」という言葉を知っているかたずねたところ、「知っている」と答えた人は27%で、女性の方がやや認知度が高いことがわかった。 また、「エンディングノート」という言葉を知っているかたずねたところ、64.5%が「知っている」と回答。昨年の調査と比べ、20ポイント以上認知度が上がり、女性の76.5%が認知しているという結果になった。 6.1%がエンディングノートを実際に書いている エンディングノートを書いているかたずねたところ、実際に書いている・書いている途中の人は6.1%。一方、今後「書いてみたい」と思っている人は47%おり、女性の半数は「書いてみたい」と思
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