1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:マウスポインタの移動距離は一日1.2km! 距離計を作って確かめる > 個人サイト NEKOPLA Tumblr DMVって何だ? DMVは「Dual Mode Vehicle」の略で、日本語にすると「2つのモードを持つ乗り物」。2つのモードとは、「バス」と「列車」のことである。 こちらがDMVの車両。かわいいボンネットが目を引くが、これだけなら誰が見てもバスだ 車内からの光景を見ても、やはりただのバスだけど…… なんとこの車両、線路の上も走れてしまう! 車体や運転席はバスなのに、窓からの風景は鉄道である。脳が混乱する このように、バスであり列車でもある、道路と線路の両方を走行可
“この映画は、飛行艇時代の地中海を舞台に、誇りと女と金をかけて空中海賊と戦い、紅の豚とよばれた一匹の豚の物語である。” 日本語を含めた10ヶ国語分のあらすじがタイプライターの打刻音とともに、宮崎駿監督がデザインした日本テレビのシンボル「なんだろう」10匹(?)から現れる。アラビア語だけ右からだったり、下2行のフランス語とドイツ語だけほんのちょっと長かったりと、どこか冗談まじりでユーモラスな雰囲気が漂うこのシーンから「どうやらこの映画は気楽に見ていいようだ」という“お気楽さ”が見るものの肩肘を和らげる。 『紅の豚』(1992)はまさしく宮崎駿監督が冗談半分で企画した作品であった。最初は。 本当は国際線の機内上映向け映画だった『紅の豚』 『紅の豚』は宮崎作品の中でも、もっとも監督の個人的な映画として知られる。 当時“ド中年”だった監督自身が豚で中年の主人公ポルコ・ロッソに投影されていることは、
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