京都縦断計画の北陸新幹線『景観は?』『井戸水は?』かやぶきの里や老舗菓子店...自然求めた移住者の不安「乗る人は良いが地域にとっては負の財産」 来年3月に金沢-敦賀間が開業する北陸新幹線は、2046年には大阪まで延伸されて完成する予定です。計画では、敦賀から小浜市付近を通って京都駅、京田辺市付近を経由して新大阪駅につながる計画ですが、その8割がトンネルを走るとされています。これについてルート候補地の人たちの間では不安が広がっています。 井戸水への影響を懸念する京都の老舗和菓子店 1803年創業の京都の老舗和菓子店「亀屋良長」。丁寧に小豆を洗う音が作業場に響きます。200年以上もの間、変わらぬ伝統の味を受け継いできました。その菓子作りに欠かせないのが良質な水です。 (亀屋良長・8代目当主 吉村良和さん)「井戸水ですね、中軟水。味が引き立つような感じですね。小豆の香りもよく出ると思います」 四