「華流ITマーケットウォッチ」では、中国・瀋陽に合弁会社を設立し、オフショア開発や中国市場調査を行うメイプルカンパニーの包偉(バオ・ウィ)が、中国のIT事情を紹介する。今回は、現在流行中の「ネット同棲」についてレポートする。 ネット同棲って? インターネットユーザーが1億人を超える中国には、3000万人以上のネットゲーム愛好者がいると言われている。そして、ここ最近若者の間で流行しているのが「網絡同居(ネット同棲)」という新種のゲームだ。 中国では以前、責任や義務を負わずに済む「試婚(同棲)」が、都市部の若者を中心に流行したことがあった。当時のメディアはこの現象をさかんに取り上げ、中国人の恋愛観や結婚観が開放的になっていることの表れだと指摘していた。また、シンセン週刊が1万538人のネットユーザーを対象に実施した調査でも、同棲生活が「その後の結婚生活に良い影響を及ぼすと思う」と答えた回答者は
![中国で流行するネット同棲--出会い系サイトを越えた「おとなのゲーム」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f41aea27b008d23ca623b201978640eb2f144cfe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Fd8f07536c9fb9be0e8ad0eac5e1986f9%2Fmedia%2F2005%2Fchina%2FchinaIT_170-110.jpg)