DB(データベース)設計の良し悪しは、開発プロジェクトのパフォーマンスに決定的な影響を与える。ところが、ショボいDB設計のまま突っ走るためにその場をしのぐ方法が山ほどある。50はある。ポール・サイモンの歌みたいだ。 私は駆け出しの頃、いろいろなプロジェクトの設計書を覗きまわるのが好きだった。「プログラム仕様書」は情報量が多すぎて手に余ったが、「テーブル定義書」からは短時間で多くのことを学べた。 読み漁るうちに、設計者の馬脚がDB設計に現れることがわかってきた。DB設計はある意味で、担当者の論理構成力や言語能力の結実である。DB設計書を半時間ほど眺めれば、そのプロジェクトが「うまくゆくかどうか」まではわからないにせよ「困ったことになるかどうか」は予測できた。とくに、DB設計からシステム要件を把握しにくいプロジェクトは、規模が大きければ決まってデスマーチに突入していった。 私はコトナカレ主義の
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