さて、ログの行をパースすることができるようになったので、これをコマンドラインツールにしましょう。今回は IO と do 記法を用いて作業します。ですので、少なくとも基本は知っていることが望ましいです。もし不安なら、Learn You a Haskell を読みましょう。 ユースケースを見ると、圧縮されていないログファイル一つがあるとして、そのログファイルは複数行のログを保持していると推測できます。私たちのパーサは一行をパースします。なので、どうすればいいかを書いてみましょう。 ファイルを読み込む 行ごとに切り離す 各行をパースする 結果を表示する 最初の操作は Prelude にある readFile を使います。つまり、標準でインポートされるということです。 readFile は IO String 型を持ちます。これは、 IO の文脈を壊せないことを表しています。もしこのことで混乱した