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ブックマーク / mickmack.hatenablog.com (2)

  • 早すぎた文化人類学者:ハーマン・メルヴィル『白鯨』 - ミックのブログ

    この小説を私が初めて読んだのは、中学生のとき。そのときは、海洋冒険小説としてしか読むことができませんでした。いや、確かに海洋冒険小説でもあるし、そのジャンルでも第一級の作品で、十分楽しく読むことはできたのですが、でも、それはこの小説の一部でしかない。何を言っているのか分からない抽象的で難解な箇所や、延々無駄話が展開されている箇所も多く、子供の頭では、正直読むのがしんどかったです(特に宗教談義は、今読んでも非キリスト教徒には絶望的に理解しがたい)。 大体、この小説、海洋小説と言われながら、主人公がなかなか海に出ないのです。イシュメール(放浪者)の名前よろしく、あっちふらふらこっちふらふら、上巻の半分までは、こいつが港町でくだ巻いているだけの話です。またこのイシュメールが、語り手という役割もあって、神経症的によく喋ります(反対に、もう一人の主人公エイハブはほとんど喋りません。二人は逃亡/挑戦、

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  • SQLの論理形式 - ミックのブログ

    新人の子たちに SQL を教えてきました。GROUP BY のキーに指定していない列名をSELECT句に書いてはいけない、という禁則の意味がよく理解できずに困っている例を多く見かけました。特に、GROUP BY句で列にCASE式を使った場合、もはやそれはキーとして元の列とは同じでありえない、というところの理解が難しかったよう。 一般に、GROUP BY句を指定したら、SELECT句に書ける要素は三種類に制限されます。 GROUP BYで指定した集約キー 集約関数 定数 そういえば私も初心者のころ、この制限の必然性が分からなくて悩んだ記憶があります。GROUP BYがパーティション・カットの機能を果たす、ということをイメージできれば、この種の疑問は解消するのですが、それが身体感覚として身につくのはちょっとかかりそう。 SQL を最初に学ぶとき、このあたりで混乱しやすいのは、きっとSQLを書く

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    joan9
    joan9 2007/10/10
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