ヘルスケアサービスなどを提供する、ネオスという東証1部上場の会社がある。同社のサービスは利用者の気持ちを心底分かっていると人気だ。なぜなら開発メンバーの社員たち自身が市民アスリートとして同じような悩みや課題を経験しているからだ。 「外で打ち合わせが終わると、『じゃあ』と言って、全員が、自分の家の方向に向かって走り出すのが普通ですね」――。 健康関連サービスなどを提供する東証1部上場企業、ネオスでヘルスケアサービス部の秋元直樹マネジャーは、日常の様子をこんな風に語る。 同じ部に所属する古田恵一シニアマネジャーは、「昨日の帰りは、会社を出た後、皇居を2周してから、自宅まで走って帰りました。月300キロメートルは走っていますよ」と何事もなく言い放つ。 同社ヘルスケアサービス部には、12人の社員が所属する。ほぼ全員が、マラソンをはじめ、何かしらのスポーツを日常的に楽しんでいる。部長の星野克茂氏に至