2015/9/28 Jリーグがアドバイザー契約を結んだ5人にインタビューしていく「Jリーグ・ディスラプション」特別編の第2弾は、慶應義塾大学の大学院政策・メディア研究科特別招聘教授などを務める夏野剛氏。「iモード」の生みの親であり、ニコニコ動画を黒字化させた夏野氏に、Jリーグを活性化させるための方法を聞いた。テクノロジーの活用法、リーグの抜本改革案、国際戦略などを4日連続でお届けする。 第1回:外国人枠を撤廃すれば、日本人の可能性も広がる 第2回:J1のチーム数は多すぎる。6チーム制で実力アップを促せ ──Jリーグの各クラブが収益を上げるために、経営面で工夫できる点はどこにありますか。 夏野:スタジアムがデカすぎると思います。もう一度、スタジアムがどうあるべきかを考え直したほうがいい。やっぱり、クラブが自前で持たないと難しいですよね。そのための優遇措置はつくってあげてもいいんじゃないかと思