東京の摩天楼の足元に広がる「迷宮」だ。日本一のビジネス街・大手町、丸の内、有楽町の「大丸有地区」の地下通路網は、約18キロがつながった今も拡張が続いている。近い将来、商都・日本橋や金融街の茅場町までもがネットワークの一部になる。(浅田晃弘)
さいたま市の旧大宮図書館(大宮区高鼻町)が、飲食店や保育施設などが入った地域のにぎわい拠点として、来年夏に開業することが決まった。公共施設再編などで昨春閉館し、市が民間による建物の再活用を検討していた。さいたま国際観光協会も大宮駅近くの商業ビルから移転する。 地上三階、地下一階建ての旧図書館は、武蔵一宮氷川神社の参道近くに立地。一九七二年の建築で老朽化していたこともあり、図書館機能は昨年五月、新しく整備された大宮区役所(吉敷町一)へ移転した。 市は、建物の再活用を担う業者を公募し、八月、戸田建設関東支店(浦和区)など四社からなる事業体「OMIYA COMMON LIBRARY(オオミヤ コモン ライブラリー)」を選定。一階は「大宮ブランド」を発信するイベントスペースや飲食、物販店舗、二階に保育施設やシェアオフィス、三階に観光協会、屋上テラス、地階は市民が利用できるスタジオなどが入る計画で、
新旧のカセットテープがずらりと並んだ中目黒「waltz」の店内(写真はいずれも東京都世田谷区で、岩本旭人撮影) CDさえ廃れた昨今、さらに前時代のカセットテープを専門に売る店が、目黒区中目黒の住宅街にある。角田(つのだ)太郎店長(50)は四年前、外資系ネット通販会社アマゾン・ジャパンを辞め、アナログ商品の店舗販売を始めた。携帯カセットプレーヤー「ウォークマン」発売から四十年。回顧だけでなく再評価の動きがある中、「カセットカルチャーの面白さを伝えたい」と語る。(松村裕子) 中目黒駅(東急、地下鉄日比谷線)から10分ほど歩くと、「waltz(ワルツ)」の大きな4枚のガラス扉が目に入る。以前は町工場で売り場は80平方メートルと広く、棚には6000本のテープがぎっしり。1970~90年代の中古だけでなく、中央テーブルにはお勧めの世界中の新曲が並ぶ。目を引くのは写真や絵が個性的なジャケット。1本1本
低賃金で長時間労働を強いるなど、労働環境が劣悪な「ブラック企業」が名指しで公表されて情報があふれる一方で、学生たちには「どこで働けばいいの?」という疑問が募っている。こうした不安を解消しようと、大学や国が今月一日の大学三年生の就職活動解禁を前に、具体的な企業名を挙げて、社員一人一人を大切にする「ホワイト企業」の認定を始めた。 (稲熊美樹) 昭和女子大(東京都世田谷区)が女子学生向けに、十一月半ばに発表した銀行業とサービス業の「ホワイト企業」ランキング。「継続して働き、キャリアを向上させて活躍できる企業を選べるように」と、同大の坂東真理子学長や、同大女性文化研究所の森ます美教授らが、会社情報誌「CSR企業総覧」(東洋経済新報社)掲載企業のうち、データがそろっている銀行二十五社、サービス業四十七社を対象に分析。女性が仕事を続けることやワーク・ライフ・バランスにかかわる指標を縦軸に、キャリアや柔
JRと東急電鉄が乗り入れる蒲田駅と、羽田空港につながる京急蒲田駅とを結ぶ「蒲蒲線」の整備促進に向け、大田区は基金を創設した。本年度は五億円積み立て、来年度以降も積み増していく方針。 両駅間は約八百メートルあり、蒲田駅と空港はつながっていない。蒲蒲線が実現すれば、池袋、渋谷駅と羽田空港が東急線などを経由して直結される。区は首都圏の多方面と羽田空港を結ぶ新線になるとアピールしている。
ヤフーは二十六日、ヤフーメールの利用者の文面を機械的に解析し、メールの内容に連動した広告を表示するサービスを九月中にも導入する方針を明らかにした。
二子玉川ライズ・ショッピングセンター(中央)など高層ビルが並ぶ二子玉川駅周辺。手前は多摩川=30日、本社ヘリ「あさづる」から 東京都世田谷区の東急二子玉川駅前に完成した再開発ビル前で、強風を受けた80代の女性が倒れて骨折するなど、過去1年間に少なくとも3人が重軽傷を負っていたことが、周辺住民への取材で分かった。住民側はビル風による風害だと訴え、30日、区の担当者に歩道橋の整備など抜本的な対策を求めた。 (山内悠記子) ビルは、二子玉川再開発事業の一環で昨年三月オープンした十六階建ての「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」。東急や地権者などの再開発組合が開発した。一期工事は、世田谷区玉川一~三の約八・一ヘクタールに総事業費約一千億円で四十二階建て高層マンションなどを整備した。
書店にいるとなぜか便意を催し、トイレに行きたくなる-。書店利用者の間で以前からささやかれているこんな「症状」がある。はっきりした根拠は不明で、都市伝説のひとつともいわれるが、出版業界団体でつくる日本出版インフラセンターがまとめた調査で、トイレの利用を望む声が予想以上に多いことが分かった。「症状を裏付けるデータかもしれない」と話題になっている。 (石井敬) 調査は書店の活性化策を探るための一環として行われ、今春、結果がまとまった。「今後書店で利用したいと思うサービスは」という問いに対する複数回答で「ポイントカード」(約68%)「バーゲン」(約51%)に次いで「トイレの利用」(約38%)が三位に入った。
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