中小企業が集まる東大阪市で、地元の企業で作る団体が、物作りの楽しさを知ってもらおうと小学生に発明品のアイデアを募集したところ、小学2年生の男の子が考えた「カニむきロボット」が採用され、2日試作品が完成しました。 市内のちゅう房機器メーカーなどが製作した試作品は、手でバーを下げると特殊な刃がカニの足を上下から挟み込み、殻だけを輪切りにします。てこの原理を利用しているため、力が弱くても簡単に切ることができます。 2日は、ズワイガニを使って実演が行われ、未来人くんが試作品を操作するとスムーズに殻がカットされ、むき身を取り出すことができました。未来人くんは、関節リウマチを患う祖母がカニの殻むきに苦労している様子を見てアイデアを思いついたということで、「とてもうれしいです。刃の工夫がすごいと思った。おばあちゃんは喜んでくれると思う」と話していました。 試作品を作った会社の藤田剛社長は、「苦労しました