米カリフォルニア州ドゥアーテで、土砂を撤去する作業員(2017年1月23日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【1月24日 AFP】昨年12月から今月にかけて米カリフォルニア(California)州を襲った暴風雨による被害に対応するため、ジェリー・ブラウン(Jerry Brown)同州知事は23日、非常事態を宣言した。 カリフォルニア州はこれまで記録的な干ばつ被害に悩まされてきたが、昨年12月初旬には暴風雨、今年に入ってからは再び強風と大雨に見舞われている。 ブラウン知事はこれらの暴風雨により「危険な規模の鉄砲水、土壌の浸食被害、大量の泥流や土石流が発生した」と発表した。地元当局は被害規模の評価を続けているが、初期段階の推計で被害総額は数千万ドルに上るとみられている。 非常事態宣言が発令された範囲は州内58郡のうち50郡に及んでいる。また山間部にも強い雨と雪が降った