3月11日、世論調査で、ドイツ国民の4人に1人が9月の総選挙でユーロ離脱を主張する政党に投票する用意があると回答したことが明らかになった。フランクフルトで昨年1月撮影(2013年 ロイター/Kai Pfaffenbach) [ベルリン 11日 ロイター] 11日明らかにされた世論調査で、ドイツ国民の4人に1人が9月の総選挙でユーロ離脱を主張する政党に投票する用意があると回答したことが明らかになった。ユーロ圏危機のコストに不安を抱く国民心理の一端が明らかになった。 ドイツの主要政党は、ギリシャなど危機国の支援に不満を抱いているものの、ユーロ支持の姿勢は変えていない。ナチス時代の反省からナショナリズムをタブー視する傾向も、ユーロ懐疑派抑え込みの背景となってきた。